2013年12月24日
碧南市藤井達吉現代美術館で富岡鉄斎展はじまる
私のパワースポット
碧南市は蓮如上人が滞在したところからお寺さんが多く
そんな寺町の一角にあるのが碧南市藤井達吉現代美術館
小原和紙の道を拓いた藤井達吉の美術館という
気持ちの親しさもあるが
私がここに足を運ぶ理由の一つがこの景観
美術館のロビーのガラス越しに見える西方寺と
風の言葉を語る新宮晋さんのモビールが響きあう
身の丈の空間に委ねる安らぎは至福そのもの
今日はその碧南市藤井達吉現代美術館の
富岡鉄斎展の内覧会に足を運んだ
近代最後の文人画家と呼ばれる富岡鉄斎については
私が説明するまでもないため省くが
鉄斎の画業を
伝統的な南画・文人画を学んだ初期
大和絵や琳派、浮世絵などを積極的に学んだ中期
自由奔放に遊び、独自の画境を拓いた後期に分けて概観
文人画は書画一体というが
恥ずかしながら私は画賛が読めないため
鉄斎の一部しか知ることはできないが
後期は現代美術の領域で圧巻
本展は点数もほどほどで
木本さんのテキストも簡潔で分かりやすく
鉄斎に入門するにはまたとないチャンスでお薦め
余談に逸れるが
碧南市藤井達吉現代美術館のコレクションをネットで検索したところ
西川一草亭の軸装が3点あることが判明
今度機会があれば見たいもの
富岡鉄斎展は
■期間⇒2014年2月9日(日)まで
■会場⇒碧南市藤井達吉現代美術館
■問合せ⇒碧南市藤井達吉現代美術館☎0566-48-6602
Posted by かとうさとる at 23:47 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー