2013年03月17日
ギャラリーアパで石黒鏘二展
元名古屋造形大学長で彫刻家の石黒鏘二さんの個展が
名古屋のギャラリーアパで開催されている
記憶のモニュメント石黒鏘二作品集
石黒先生は作品集のタイトルに「記憶のモニュメント」とあるように
数々の野外作品を手掛けてきた当地を代表する彫刻家
上の作品を見てもわかるように周囲の空気を包みこむような
シャープな空間造形はお洒落で人柄そのもの
会場は瑞穂区にあるギャラリーアパ
今回は平面作品を中心に展示
少し意外な感じがしたが骨太の構成は
平面に描いた彫刻作品で納得
アベノミクスもまた同じ道
ギャラリーアパのラウンドマークの井戸を上から覗く
金魚が飼われているとのことだが幸せなのかな(少し残酷)
金魚が飼われているとのことだが幸せなのかな(少し残酷)
名古屋の現代美術のシーンを支えてきたギャラリーアパも
石黒鏘二展を最後にドアを閉めるとのこと
日本の現代美術を牽引した名古屋の現代美術シーンも
桜画廊、ギャラリーたかぎ、アラキイケダギャラリー、
コウジオグラギャラリー、ギャラリーセラ―(東京転出)などに
続いてギャラリーアパの休廊は寂しい限り
「一将功成りて万骨枯る」というが
アベノミクスもまた同じ道
一ギャラリーの閉鎖と見過ごすことはできない
会期と会場はこちら
■会期⇒3月24日(日)まで
■問合せ⇒☎052-842-2500
Posted by かとうさとる at 21:30 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー