2016年09月07日

久澄橋下流西側の竹林は白鷺のコロニー




記事が古いため
既に一部伐採が行われているが
矢作新報によると
矢作川に架かる久澄橋下流西側の
竹林が全面伐採されるとのこと







国交省豊橋河川事務所によると
地球規模の異常気象に備えて
いま密生林を撤去しておかないと
すぐ上流の豊田市市街地に
洪水被害が及ぶ恐れがあるというのが
伐採の理由だ







  破堤の危険水位を越えた2000年の東海豪雨
  写真は矢作川研究所が編纂した紀要「東海豪雨」より転載

  私はこの時刻、写真右の堤防道路から濁流の矢作川を
  興奮して観察していたからアホ

  早速視聴覚ライブラリーの職員に
  東海豪雨をビデオで記録するように指示

  アホはアホを呼ぶというが
  カメラを片手にみんな嬉々として飛び出して行ったから
  笑ってしまう

  ライブラリーの東海豪雨の貴重な映像資料は
  こうして残ったからアホは大事






  河岸林が復活した左岸(東側)
  写真は橋の下音楽祭のキャンプ風景
  西側も10年もすればこんな風景が見られるかも


既に竹林の伐採が終わった東側には
豊かな生態系の河岸林が復活

竹林の伐採は
洪水対策と親水性の一挙両得で
反対する理由は一つもない



得るものがあれば
失うものがあるのは世の常








伐採が予定されている竹林は
白鷺の一大コロニーで
どうするのかな
  


Posted by かとうさとる at 02:03 | Comments(0) | とよた風土記