2016年07月18日

「真田丸」秀次自害







昨夜の大河ドラマ真田丸「受難」は
秀次の最後を描いたもので
野球で言えば秀次の大ピンチだが
秀吉にとっても最大のピンチで汚点






  写真はいずれもテレビ画面から接写


いつもなら
見るのに忍びなくてパスだが
清洲会議を撮った三谷幸喜なら
このピンチをなんとかしてくれるはず

ハラハラドキドキしながら
テレビ桟敷でそのときを待った







説明は野暮で省くが
三谷幸喜は最新の調査による新しい解釈で
二人の気持ちのすれ違いから起こった
親族の悲劇として描いたから
さすが三谷幸喜(優しい)




実は今回紹介したかったのは
こちらの記事↓


魯山人は秀吉の書を高く評価しているが
名古屋市博物館によると
秀吉が出した文書類は約7千通
ちなみに信長は約1400通
家康は約3700通というから
抜を抜いて多い


名古屋市博物館が
秀吉の文書7千通をまとめて刊行





  2015年2月3日朝日新聞より転載


古い記事で恐縮だが
病気の家臣に医者を送り
「暑い時期なので養生を」と
いたわった手紙もあるというから
うるさい上司かもしれないが
三谷幸喜が「清洲会議」と「真田丸」で
描いた秀吉像と重なり納得







確かに秀吉は晩節を汚したが
鬱とキレる高齢者は老人症の一つで
誰も責められない
    


Posted by かとうさとる at 04:19 | Comments(0) | らくがき帖