2011年11月16日
明日から いけばな雑司ヶ谷2011
相当高いレベルの展覧会を確信

14日(月)・15日(火)・16日(水)
いけばな雑司ヶ谷の制作がはじまった
いけばな言葉で「いけこみ」というが
残念ながら関係者しか見るチャンスがないため
もったいないの一言!

出品者の一人という立場を離れて一通り概観しての印象は
駆け引きなしに相当高いレベルの展覧会を確信
絶滅危惧種の領域に足を一歩入れた現代いけばなの
一級品の展覧会を見る機会は限られているため
この機会に是非足を運んでほしい!
先ずは私の作品から

私に与えられたのは旧高田小学校の昇降口
写真で見てもわかるように下駄箱をどのように
作品の中に取り込むかが作品制作のポイント

15日(火)10時
私が主宰(?)した華工房の同人で
現在神保町で画廊を経営する佐伯千佳さんのアシストで制作開始


昇降口のためいろんな角度から作品の位置関係をチェック

最も迷ったのが大王松の扱いで
幾通りもチャレンジしたが納得できない
大王松を水から離して抱くようにそっと置いた
「イケル!」ともう一人の私が合図
最後に満々と水を張った
終わった!と思った
■作品の運びこみ≒1時間
■掃除≒1時間半
■制作≒3時間
オープンに先駆けて
制作スナップと作品の一部を前公開

作品の指示をする現代いけばなのカリスマ下田尚利先生
80歳を過ぎているはずなのに全てが軽やでお洒落

下田先生のスタッフ

現代いけばなの鬼才長井理一さん(左)の制作スナップ
この教室がどんな部屋に生まれ変わるか明日が楽しみ

「鬼子母神は薄にゆかりがあるから」と太田光さん

こちらは私がたびたび肴にしている大塚理司さん
丸い水盤に何が入るか明日が楽しみ
こちらは完成した教室の一部

フラワーアーティストのスーパースター松田隆作さん

最後の花師日向洋一さんのインスタレーション(部分)
最後に私のアシストをしてくれた
佐伯さんの神保町画廊(感謝)
