2016年08月27日
豊田世界バレコンに足を運ぶ
昨日は書の墨豊会と
豊田世界バレコンに足を運んだ
時間がないため墨豊会は別の機会にして
豊田世界バレコンの感想を簡単に

8月26日矢作新報コラム「ぶんかの点綴観測」より転載
参加者は78名
その内、韓国を中心に
海外からも20名がエントリー
審査員委員長は元韓国国立バレエ団芸術監督で
大学教授のキム・グンスーさん
このほか審査員は元東京バレエ団プリンシパルの高岸直樹さん
ロシアサハ共和国国立ヤクーツクバレエ学校長の
D・ダリアさんほか6名
審査はコンテンポラリー&モダン部門
クラシックは年齢別に5つのブロックに分けて行われ
各部門のトップの中からグランプリが決まる
私はこれまでも足を運んでいるが
フィナルの3~5組を見る程度で
最初から全部通しで見たのは今回が初めて
初めは諏訪さんの義理で観ていたが
審査員になったつもりで
点数をつけながら見ていると意外と飽きない
何でも一工夫はしてみるもの




コンテンポラリー&モダン部門の場当たり
動きが軽やかで身体のドローイングを
見ているような感じで新鮮
表彰式でわかったことだが
審査前の場当たりで目だった人は
全員が韓国のダンサーで
試合前に勝負あったという感じ

クラシック部門の場当たり
写真でもわかるように
小学生高学年から中学生が目立つがみんな大人顔負け
「キトリのバリエーションを」踊った小学生に
ドキッとしたから末恐ろしい
私は密かに豊田バレエ学校の
坂野真愛さんを応援したが
結果はクラシック4ブロック(16~18歳)で3位
いい勉強になったのではないか

で、グランプリに輝いたのは
左の男性のダンサー
写真が拙いためわからないと思うが
この二人、誰が見てもワンランク上で納得
日本側のダンサーの
甘えの構造はさておいて
結果から想像できるのは
審査員委員長のキム・グンスーさんの
韓国における影響力の強さが
韓国側ダンサーの質を
押し上げているのではないか
運営方法で
少し気になった個所もあったが
金の卵を探すつもりで見ていると
結構楽しいから
次回は是非
Posted by かとうさとる at 02:54 | Comments(0) | らくがき帖