2015年02月20日

県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ













愛知の深層には
ものづくりの文化が連綿と流れている




県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ


  陶磁美術館「古窯館」に移築された猿投古窯祉


そのルーツとなったのが焼き物で
奈良から平安・鎌倉時代の初期にかけて
1000基を超える窯が焚かれたという
猿投山西南麓古窯址群(通称猿投古窯)以来
瀬戸物の愛称で親しまれている瀬戸
六古窯の常滑

志野焼や織部焼を生んだ
隣接する美濃の多治見・土岐などとともに
陶磁器を地場産業として発展

今も全国最大規模の窯業地として
地域経済を支え続けている



国内最大規模の愛知県陶磁美術館

こうした歴史的風土を象徴するのが
各市町の陶磁資料館の充実で
中でも国内最大規模を誇るのが
愛知県陶磁美術館で必見




県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ


県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ


県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ



  愛知県陶磁美術館は県政100年記念事業として
  1978年(昭和53年)に開館

  2013年(平成25年)開館35周年を機に
  陶磁資料館から現在の陶磁美術館に名称を変更




企画展 愛知ノート
ー土・陶・風土・記憶-



撮影不可のため
展示をアップできないのが残念!



県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ


これまで陶芸展といえば
名品を集めて展示してきたが
本展は各時代の名品を軸に
奈良の古から焼き物の里として
発展してきた愛知の歴史的背景や風土を
写真や絵画や映像を交え
物語として紡いだもので知的でお洒落




県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ


名品の見応えは説明するまでもないが
瀬戸の伝統的技法の鋳込みを応用した
長江重和のオブジェの連作
同じく瀬戸の戸田守宣
豊橋の味岡伸太郎の
クレイワークは圧巻!




こんなイベントも


県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ


■日時:2月28日(土)13:30から
各回約20分ずつの入れ替わり制
■問合せ:0561-84-7474



最後に常設展を簡単に

美術館というと
企画展がいつも話題になるが
コレクションや研究成果を
日常的に展示公開する常設展の内容が生命



現代陶芸の常設展↓


県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ


県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ


県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ


県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ




こちらはリニューアルした常設展
日本と世界のやきもの↓



県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ


県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ


県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ


県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ


県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ




場所はこんなところ↓


県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ




こちらもお薦め↓


県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ


自動車の宝石箱
トヨタ博物館も近く
愛知ノートとセットでお薦め



同じカテゴリー(美術・博物館+ギャラリー)の記事画像
豊田市美術館そのすべてが美しい美術館づくりの名手、谷口吉生の傑作
今季イチオシは豊田市美術館「蜘蛛の糸」で決まり
山本富章展と衝撃の蔵ギャラリー
異才の書家安藤豊邨さんを知るチャンス
マリー・ローランサン展に足を運ぶ
間もなく豊田市美術館に春のことぶれ
同じカテゴリー(美術・博物館+ギャラリー)の記事
 豊田市美術館そのすべてが美しい美術館づくりの名手、谷口吉生の傑作 (2021-05-28 03:32)
 今季イチオシは豊田市美術館「蜘蛛の糸」で決まり (2016-11-12 20:02)
 山本富章展と衝撃の蔵ギャラリー (2016-11-02 04:42)
 異才の書家安藤豊邨さんを知るチャンス (2016-06-03 14:03)
 マリー・ローランサン展に足を運ぶ (2016-03-05 01:45)
 間もなく豊田市美術館に春のことぶれ (2016-02-22 00:21)

Posted by かとうさとる at 22:38 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ
    コメント(0)