大沢池の紅葉が見ごろ

かとうさとる

2016年11月13日 17:46







今日はコラムの原稿を入稿したあと
酸欠のアタマを冷やすため
長野県境の茶臼山から南下した
紅葉前線を追って外出

大井平公園、香嵐渓、三河湖
小原の四季桜などなど
観光スポットはおばちゃんに任せてパス

近場で余り知られていない
紅葉スポットをぶらりぶらり






  大沢池の紅葉


こんな身勝手の条件でも
簡単に応えてくれるから
豊田市はドラえもんのポケットのようなもの

で、出かけたのが
旧藤岡町下川口の大沢池の紅葉






  交流館など公共施設でこんなパンフも
  出ているから便利



下川口は県道豊田明智線を
矢作川に沿って北上
広瀬~藤沢ダム湖の上流の集落で
中心市街地から車で30分ほど



集落のランドマークは
天神社の大銀杏↓






大銀杏といえば
旧旭町の時瀬、惣田もいいが
天神社の大銀杏も負けていない






この天神社の東にあるのが水汲遺跡
余り知られていないようだが
市指定の深鉢が出土した
縄文前期から後期にかけた縄文遺跡








こちらは
道路の拡幅工事で解体撤去された
天神社農村舞台の由来を記した記念碑

碑文によると
江戸時代の寛延2年(1749年)に
人形浄瑠璃、地狂言を
地元若者連中が奉納した

とある

私の記憶違いで無ければ
藤岡村誌の記述と異なるため
確認が必要だが
碑文が正しければ市内最古の農村舞台で
民民俗芸能史の書き直しは必至

天神社の裏山には
天正3年武田勝頼の三河侵攻によって
落城した川口城址があったというから
下川口は小さな集落だが
知れば知るほど底が深い



目の保養に
もう一度大沢池の紅葉を







大沢池の紅葉は木々も若く
余り知られていないが
天神社の大銀杏とあわせて
ライトアップされるため穴場かも

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