今年も四季桜が帰ってきた

かとうさとる

2011年11月09日 21:52




他人のことを
笑っている場合ではない



いつも肴にして申し訳ないが
いけばな仲間の大塚理司さんのブログを見ていて笑ってしまった
私も出品する「いけばな雑司ヶ谷2011」の見せ方が決まらないと
愚痴っていたからである

同類相哀れむという類で私も笑っている場合ではない
尻に火がつかないとスイッチが入らないのは私の悪い癖だが
搬入まで5日を切った今回はさすがにヤバイ

プランはかなり前から決めて準備もしてきたが
未だ「これで行ける!」という確信が持てないままタイムアウト






ここが私に与えられたオープンスペース




こんな時は
アタマをリセットするに限る







小原の四季桜が見ごろを迎えたため
昨日の午後ブラリブラリと車を走らせた






四季桜はエドヒガンとヤマザクラの園芸品種の一つ
春と秋の彼岸頃から冬にも花が咲くことから四季桜の名が生まれた

小原地区(旧小原村)の四季桜の由来は文政年間
小原北町の医師が苗を植えたのがはじまりとされている



四季桜の見ごろは
紅葉のグラデーションが楽しめる
今月20日前後か







四季桜のビュースポット其の1⇒小原ふれあい公園(第1会場) 
見ごろは紅葉のグラデーションが見られる20日前後か






こちらはドウダンツツジ








四季桜の並木(緑の公園)






四季桜のビュースポット其の2⇒和紙のふるさと(第2会場) 






園内には小原和紙の歴史と作品が鑑賞できる和紙展示館(美術館)
小原和紙の紙漉きの体験ができる和紙工芸館のほか食事処もあり
フルシーズンお薦め








四季桜のビュースポット其の4⇒川見四季桜の里(第4会場) 
小原支所から国道419号線を約10分ほど北上
全山雲海のような四季桜は小原でもイチオシ






四季桜を彩るキバナコスモス
あとは紅葉を待つだけ



どんな美味しい料理も腹八分






あてもなく里道にハンドルを切ると
こんな風景がどこまでも続いていた






どこに続いているのかなとブラリブラリ行くと
こんなカンバンが(ドキッ)

周りをみると誰もいない
心配になってUターンして山を下って行くと
見覚えのある工房が見えてきた(写真なし)






小原和紙の橋本昇三さん(日展会員)のアトリエで
「いる?」と私。「どうしただん」と昇三さん

お茶をいただきながら
「いまはどんな仕事をしているの」と私
「個展が終わったところでまだ片づけが済んでいない」と昇三さん

アポなしは私の悪い癖だが寛容な昇三さんに感謝
写真は昇三さんのアトリエの近くで撮ったもの

帰路小原和紙の加納恒さんと登茂美さんを尋ねたが
こちらもアポなしにもかかわらず歓待していただいて感謝

さあ仕切り直しだ




関連記事