寒くなったけどあのシカたちはどうしているのかな
新聞を軽~く拾い読み
①ぶんかの定点観測#35
2013年12月20日矢作新報より転載
このコラムは
私が地元のオピニオン紙矢作新報に連載しているもので
大したことは書いていないがタイトルに記したように
定点で気象や火山・地震活動などを観測するように
とよたの文化の現在を月イチで観測しようというもの
今回は石の上にも3年というが
この3年間で何が変って何が変らなかったのか
概観してみた
「夢農人とよた」の活動にも少し触れたが
もしかしたら一番大きく変ったのは
「ブーログ」が扉をあけた
草の根のネットワークの世界だったのではないか
またいつか機会を見て考えてみたい
②あのシカたちはどうしているのかな
同じ矢作新報によると
先の豊田市議会で鈴木章さんが
山間地農業の野生獣被害について質問
で、思い出したのが以下の記事
2013年12月7日中日新聞より転載
目の良い方は記事の一読を
記事によると奥三河の豊根村では
シカによる農作物や森林被害が深刻化し
今年だけで10月末までに415頭を捕獲したというから
環境問題というよりも生存をかけた戦争のようなもの
シカの大群が撮影された茶臼山高原は
稲武の「面の木峠」で豊田市と接する高原で
前述した鈴木章さんの質問と重なる
私の心情はそれでも
「あのシカたちはどうしているのかな」で
生態系に関わる環境問題は複雑系
③シカが増えた理由
2013年12月7日朝日新聞より転載
中日新聞と同じ日に
朝日新聞はシカが増えた理由に答えている
だから新聞は複数読むべし
④解決の近道はジビエの普及
2013年12月6日朝日新聞より転載
長くなるため食肉利用のルール作りは記事のとおりで省略
最後に鈴木章さんの質問と
市の答弁を抜粋
鈴木 豊田市は広大な中山間地農地をかかえており
猟友会や集落が野生獣被害から農地を守っている
市 農作物への直接被害は年900万円余だが
農家は精神的、身体的負担で営農意欲が減退している
平成20~24年度に農地に電気柵などを張り
イノシシ2537頭を捕獲した
鈴木 獣肉は一部がジビエとして自家消費されているが
大部分は埋設処分で「もう埋める場所がない」と苦情が出ている
市 民設・民営
(要は民間ということ)の
獣肉処理施設が平成27年建設されるが
野生獣の安定的な搬入と獣肉消費の販路確保が課題
適切に処理され製品
(ジビエ)の有効活用
(販売)については
市がしっかりと支援する
⑤最後の最後にこんな記事も
2013年11月24日中日新聞より転載
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