浄水町の音楽サロンで寺本姉妹デュオコンサート

かとうさとる

2013年04月22日 01:44











はじめに
浄水町というところ


世の中の移り変わりの早い事を桜に例えて
「三日見ぬまの桜かな」というが
豊田厚生病院の移設オープン
高層マンションの建設が相次ぐなど
名鉄豊田新線「浄水駅」周辺の都市化も桜並み。

浄水町の町名は矢作ダムから取水する
愛知県豊田浄水場に由来。




新修豊田市史概要版「豊田市のあゆみ」より転載


元は伊保原と言い、戦時中は名古屋海軍航空隊が置かれ
特攻隊の草薙隊が沖縄に向けて出撃した哀しい歴史も。



何よりも
二人のパフォーマンスは爽やか






冒頭から余談に逸れたが
昨日、そんな浄水町の住宅街の一角にある
音楽サロンA・PIACEREin豊田の
寺本みなみ・みずほデュオコンサートに足を運んだ。






会場の音楽サロン A・PIACEREin豊田は
はちまん正人さんから「素敵なホ―ル」という話を聞いていて
場所も下見していたがドアを開けるのは初めて。

キャパは200程度
ホールの正面にスタインウェイのピアノが一台。
間接照明の灯りと明かり窓の自然光が優しく空間を包み
はちまん正人さんが言う「素敵なホ―ル」という
形容以外の言葉がみつからない。







さて、コンサートだが
プログラムの構成もよく練られていて
奏でるヴァイオリンとピアノの音が
生き物のように空間を自在に舞い
演奏時間の1時間半が夢心地のうちに過ぎてしまった。

私は予てから二人には
音楽の表現を通して世界観を表すことができる
稀有な才(音楽性)を持っていると感じてきたが
その感覚が確かな手応えとして伝わってきた。







世界は違っても表現とは
人間の内面の輝きをうたいあげるもので
何よりも二人のパフォーマンスは爽やか。

コンサートが終わったあと
寺本デュオリサイタルの実行委員会のメンバーと再会。
みんなで美味しいお茶を飲めたのも
芸術的感動の余韻で感謝。


A・PIACEREin豊田はこちら





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