今日は一日チャップリンを堪能

かとうさとる

2012年12月24日 00:01














いつかチャップリンを
大型スクリーンで見たい!
と願ってきた夢がついに実現








クリスマスの定番と言えば
「第九」や「くるみ割り人形」と決まっていたが
今年、コンサートホールが用意したのは
チャップリンの名作「街の灯」を
オーケストラの生演奏で観ようと言うサプライズ

これだけでも最高のクリスマスプレゼントなのに
「街の灯」の前に、能楽堂でチャップリンの無声映画の名作4本を
日本を代表する弁士の澤登翠の語りで一挙上映という
ジャパネットたかたも逃げだす年に一度の大サプライズ




能書きはこれぐらいにして
感想を簡単に







■能楽堂でチャップリン

会場のセッティングは
本舞台正面の鏡の松の前にスクリーン
本舞台に向かって右、地謡座に弁士という配置で
ミスマッチのように思われる方もいるかも知れないが
これが意外と新鮮で違和感がないから不思議

客の入りは八分ほど
耳にした会話から推測すると
初めて能楽堂に入ったという人が大半のようだが
弁士の澤登翠さんの名調子にのせられて
スクリーンに向かって割れんばかりの拍手をするなど
場内の一体感は最高







■コンサートホールでチャップリン

レイアウトはステージに大編成の京都市交響楽団
その上に天幕のように巨大なスクリーンという配置

映画が終了したあと場内全員がスタンディングオペ―ションで
私も思い切り手を叩いてしまった

私も私の隣の人もその前の人も斜め前の人も
みんな目がしらを押さえながら大変

チャップリンの「街の灯」は
レンタルビデオで何度も観ているが
オーケストラの生演奏で観る「街の灯」は
「オペラ座の怪人」クラスの別モノで
説明不可







撮影不可のため能楽堂でチャップリンの写真をお見せできないのは残念だが
コンサートホールでチャップリンのイメージはこんな感じ
ステージにのりきらない大編成のオケと
巨大なスクリーンは圧巻!



今回のオーケストラ・ライブ・シネマ~チャップリンの街の灯~
は京都市交響楽団が昨年から
全国の主要都市で巡回しているもの
(能楽堂の弁士によるチャップリン上映会はコンサートホールのオリジナル企画)

私は新聞の文化欄で読んで
チャンスがあれば東京でも大阪でも出かけるつもりでいたため
コンサートホールから話を聞いたときは
思わず飛び上がってしまった

もし、あなたの近くの都市で
オーケストラ・ライブ・シネマ~チャップリンの街の灯~
のポスターを見かけたら
ご家族やお友達を誘って是非!


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