舞台美術になった萩

かとうさとる

2012年10月20日 00:18











一家に遊女も寝たり萩と月 (芭蕉)


秋の七草といえば先ず思い浮かべるのが萩
万葉集にも数多くの歌が詠まれるなど
萩は古くから日本美の一つとして親しまれてきた






そんな中で私が好きなのは
芭蕉が北陸一の難所親不知を越えた
市振の宿で詠んだといわれる
「一家(ひとつや)に遊女も寝たり萩と月」の一首




野原よりの手紙シリーズより
『萩』の巻







燭台に灯りが燈り「野原よりの手紙」『萩』の巻が始まった


モダンダンスの鬼才、野々村明子さんの「野原よりの手紙」シリーズは
野に咲く花々をテーマに1年を通して挑んだ前代未聞の
コラボレーションのリサイタル

メンバーは野々村明子さんが指名した
■作曲・帰山栄二さん
■照明・御原祥子さん
■花・かとうさとる
の三人
舞台は名古屋大須の七ツ寺共同スタジオ

経緯は省くが「野原よりの手紙」シリーズは
1989年5月『藤』の巻からスタート
シリーズの四作目となったのが写真の『萩』の巻






萩の咲く野に舞い降りた野々村明子さん



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