農村舞台アートプロジェクトの経過報告(21)

かとうさとる

2011年08月26日 00:07





自分で自分を救わない限り
誰も救ってくれない



私も所属している東京の現代いけばなグループ「Fの会」の同人、大塚理司さんのブログを読んで思わず笑ってしまった。

代官山のカフェ・バ―で開かれた上野雄次・平間磨理夫、中村俊月の「いけばなライブ」での顛末で、「三人とも手慣れているが取り立てて新しいことをしているわけでもない。それでも結構うけているのを見ると、最近の若い人っていけばなを見たことがないのだろうな」と観察。

そんな伏線があって、ライブの終了間際に三人から「花を生けてもらえませんか」と請われたときは断る理由もないというよりも、「本物を見せてやる」ぐらいのノリで引き受けたのではないか。

で、どうなったか?
彼は「なんだかありきたりの花をいけてしまった」と後悔する羽目に。

笑ってしまったのは、他人ごとではなく、私など毎日がそんなことの連続で、昨日(24日)も地元のケーブルテレビの情報番組に生出演したがキャスターと話がかみ合わずショポン。大塚さんの落ち込む気持ちが手にとるようにわかるからである。

農村舞台アートプロジェクトも例外ではない。自分で自分が厭になってしまう。それでも前に進むのは、自分で自分を救わない限り誰も救ってくれないとわかっているからで、上手く付き合っていくしかない。



農村舞台アートプロジェクト開幕迫る






リレー個展の面白さは旧町村をリレーして開催することもあるが、ジャンルが多彩なことで数えてみたら13ジャンル。もうジャンルという区分はなく問われているのは表現の独創性そのもの。ちなみに松沢さんはハリボテ制作のベテランで、アタマデッカチのファインアートは真っ青。





三箇町八柱神社農村舞台で制作をはじめた石川泰弘さん
何やら想定外のことが起こったらしく手が動いていない
ベテランの石川さんでも手こずるから農村舞台は面白い。



鈴木五郎さんとリレー個展の対応協議





打合せのため五郎さんの窯場を訪問






私と同じ旭地区のリレー個展に参加する鈴木五郎さん
五郎さんは、全てが規格外のスケールで、現代の「へうげもの」として畏敬されている日本を代表する陶芸家の一人。NHKや日経新聞、高島屋など全国の有名百貨店が鈴木五郎展を競って展開するなど特別な存在で、今回の参加にはみんなびっくり。

「9月26日(月)私の舞台で旭地区のオープニングを予定しているので
空けておいてよ」と私。「わかった」と五郎さん。





「明治村茶会」(愛知県犬山市)を担当したメナード美術館は
五郎さんに野点の亭主を依頼






五郎さんは主催者の期待どおり(?)
破天荒な野点で来客を驚かせ、愉しませた






工房の隅に置かれた鈴木五郎さんの茶室のイメージマケット
高さ約4メートル、幅約5~6メートル
この中に五郎流の茶席ができるというから楽しみ












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