2015年09月25日
農村舞台アートプロジェクトも今週でファイナル
ラストを飾るのは
小田木人形座復活に向けた人形公演
出演は小田木人形座準備会と
300年の伝統をもつ黒田人形保存会
国選択無形民俗文化財の
黒田人形に比べるべくもないが
小田木人形座準備会が氏神様に
三番叟の舞を奉納する儀式は必見
小さな一歩だが
地域の文化にとっては大きな一歩で
こんなチャンスを逃したらもったいない
人形公演は
■日時/9月26日(土)18時開演
■会場/小田木八幡神社人形舞台跡地
■木戸銭/1000円(中学生以下無料)
■上演外題
●寿式三番叟のサワリを奉納(準備会)
●生写朝顔日記(黒田人形保存会)
※初めての人にも
わかりやすい解説付き
会場アクセスは
国道153号線で飯田方面に北上
伊勢神トンネルより約10~15分ほど
小田木町に入ると左側に案内看板あり
表示が小さく見落されたときはゴメン
小田木人形座準備会参考
小田木人形座保存会が編纂した紀要
小田木人形座は
江戸時代中頃
稲武地区の小田木村に伝えられた人形浄瑠璃で
祭礼などに奉納されていたが
明治8年(1875)に活動を停止
その後、人形舞台は大正の頃
痛みがひどくなり取り壊されたが
カシラや衣装は昭和42年(1967)
愛知県有形民俗文化財に指定され
豊田市稲武郷土資料館「ちゅ~ま」で展示されている
小田木人形座準備会は
2013年、小田木人形座保存会の志を継承
先人が叶わなかった小田木人形座の復活を目指して
地元の有志が中心になって立ち上げた市民団体
小田木人形座準備会の活動を報じた中日新聞(9月23日)
小田木人形座準備会の活動を報じた読売新聞(8月3日)
Posted by かとうさとる at 00:48 | Comments(0) | 農村舞台