2016年01月13日

時代ものの籠にアオキと椿を挿す










「古美術甲斐」の
オーナーからいただいた籠に
アオキと椿を挿す







オーナーの甲斐さんとは
40年近い付き合いになるが
「古美術甲斐」はスジが確かで値打ちのため
同業者が買い出しにくることで有名







新物に見えるが
桃山から江戸初期の信楽
出所も確かで完成度も高く逸品









常滑の甕は越前などに比べると
下に見る人が多いが
花器に使うなら常滑が値打ち







こちらは
加藤陶九郎さんのワケアリ


昔なら
みんな飛びついたが
今は所有欲がないため
数千円で使えるものしか
食指が動かない



で、私の目にとまったのが
アオキを挿した冒頭の籠






仕事が丁寧で
私の値踏みは3000円程度

牡丹を活ける適当な篭がないため
「いくら?」と私
「使うならあげるよ」甲斐さん
「えっ」と私


持つべきは友で
感謝(笑い)
  


Posted by かとうさとる at 22:03 | Comments(0) | 花日記