2015年07月09日

アーティストが手作りの国際文化交流アートフェス








米国のインディアナ大学
芸術&デザイン科助教授で
紙の造形作家として国際的に活躍する
中国人作家の伍江梅さんが
小原和紙や美濃和紙のリサーチのため
豊田市に滞在することが決まったのは
一カ月ほど前

その伍さんから滞在中に
豊田市のアーティストと交流したいとの
リクエストがあり
有志で受け入れの実行委員会を立ち上げた


で、急遽決まったのが下記の
国際文化交流アートフェスティバル


会場の都合で会期は2日間と短期決戦
しかも初日は公開制作で
実質は1日限りのアートフェスだが
会期は長ければいいというものではない








伍さんを紙の造形作家と記したが
プロフィールによると「数学、物理学及び
コンピューター媒介変数を駆使し造形美&
機能美を融合させた応用折り紙作品」とのこと


写真ではスケール感が伝わらないが
どの作品も巨大な紙のオブジェで圧巻

経済だけでなく
世界のアートシーンで中国人作家が進出
話題になっているが納得



その伍さんが豊田市に来る理由




  日展など大混雑する会場で
  お目当ての作品を見つけるのは大変だが曽さんの作品は特別
  人垣の山をみつけるだけで曽さんと分かるから簡単

  アメリカを目指す中国人アーティストのなかで日本
  それも片田舎の豊田市で黙々と制作を続ける
  曽さんの誠実な背中は頭を深くして学ぶことばかり

  

種を明かせば
豊田市在住で白日会を中心に活躍する
中国人作家の曽剣雄さんの奥さんの楊林さんと
伍さんが中国で同級生だったという繋がりで
来豊が決まったもの


豊田市側からの出品者は

石川泰弘(モダンアート)
石田真典(写真)
池田富義(彫刻)
伊丹靖夫(日本画)





市川明徳(書パフォーマー)




大石マツヱ(押し花)
かとうさとる(現代いけばな)
加納恒(造形)
加納登茂美(小原和紙)





切り絵師俊寛(切り絵)
柴崎幸次(県芸大教授)





鈴木真幸登(いけばな)
鈴木美賀子(小原和紙)
曽剣雄(洋画)





中村広子(絵本画家)
村松さつき(津軽三味線)



どうせやるなら
真夏の夜の星座のようなアートフェスと
無理をお願いしたが
当日は「おいでん祭り」の花火大会
みんな人がいい



アートフェスの詳細は↓

■会期:7月25日(土)・26日(日)
25日(土)⇒公開制作&展示
26日(日)⇒作品展&ライブパフォーマンス

■会場:豊田市民文化会館A展示室
    ☎0565-31-8804
 
■照会:実行委員会(体表)曽剣雄
    ☎090-192-1382
  


Posted by かとうさとる at 16:41 | Comments(0) | アートの現在