2015年05月21日

人生の聖、車谷長吉往く













蓋棺事定

人は棺の蓋をしたとき
はじめてその人の値打ちが決まるというが
車谷長吉の追悼記事を各紙が競って報じている

朝日、中日、読売、毎日を読み比べたが
各紙とも彼がいかに多くの人に影響を与え
畏敬されてきたか発見の連続

後に直木賞作家と知ったが
私のイメージの車谷長吉は
朝日新聞の土曜版「悩みのるつぼ」の怪答者で止まったまま

正解のない悩みに抱絶絶倒の怪答で
相談者も読者も唖然
ところがこれがカンダタの蜘蛛の糸で
地獄の閻魔さまもびっくり

死亡原因は
17日朝、奥さんで詩人の髙橋順子さんと二人で外出
車谷さんはコンビニに寄って先に帰宅
食べ物をのどに詰まらた窒息死とのこと

人生というドラマの舞台裏を観察し続けた
人生の聖、車谷長吉らしい突然の幕切れで
多分苦笑しながら亡くなったのではないか

なんか私の最後を見るようで
他人ごとではない

享年69歳(合掌)





  15年5月21日朝日新聞より転載

  


Posted by かとうさとる at 23:23 | Comments(0) | らくがき帖

2015年05月21日

沖縄地方が梅雨入り















今日の花


気象台は5月20日沖縄地方が梅雨入りしたと発表した
例年より15日も遅い梅雨入りだが
何か天候不順の前触れでなければ良いが





花材は家の近くで採集した草花いろいろ





よくわからんが
こんなんでいいのかな



さて、昨夜は依頼されている「馬の本」の編集のプランニングで徹夜
豊田の乗馬クラブに流れ着いたシーホーク産駒の競走馬が
「予後不良」から立ち直って大往生する愛馬物語

テーマはキーストンやテンポイント、スズカサイレンスなど
ファンに愛された多くの名馬が薬殺された「予後不良」の是非
いつか競馬馬の一生について書いてみたいと思っていたため
取材が大変だが瓢箪から駒





ベランダに出ると東の空が淡い朝焼けで
なんか時間が止まったみたい

「まれ」を見てMGでモーニング
少し仮眠をして毛布やカーテンを洗濯

午後は鈴木正三顕彰会理事の堀田さんと
コラムの取材を兼ねて
鈴木正三所縁の天草の本渡小学校と交流をしている
矢並小学校を訪問

帰路、農村舞台のプランニングでバレエの諏訪さんと
京都の舞踏家今貂子さんに電話

よくわからんが
こんなんでいいのかな


  


Posted by かとうさとる at 03:02 | Comments(0) | 花日記