2015年05月06日

花材ハンターの嗅覚はイノシシ並み













伐っていいものと
いけないものの境界


オバちゃんたちは山菜採りに夢中だが
私の目当ては別
どこかにいけばになる花材はないものかと
クンクン




  何か見つけたぞ!


草月を創流した勅使河原蒼風は
「花がなければ土をいける」という意味のことを
花伝書に記している

私が身近な素材を転用してインスタレーションするのも同じ
自然にあるものでいけばなにならないものはない

伐っていいものと
いけないものの境界と
伐る覚悟があるかどうかだけだ





  あった!ギボウシだ


ギボウシは日本に自生する多年草で
伝統的な花材の一つ


今日は二十四節気の立夏

世間は大型連休最終日で話題にもなっていないが
今日は二十四節気の立夏





  花:ギボウシの葉
  器:水盤



夏といっても本格的な夏はまだ先だが
せっかくギボウシを採ってきたため
水を満々と張って…

水羊羹でもただこうかな
  


Posted by かとうさとる at 21:31 | Comments(0) | 花日記