2015年01月07日

61期かるた名人位に豊田市の春野健太郎5段が挑戦












松の内の明けは
競技かるたの名人・クイーン戦が
終わるまでお預け






今日は松の内が明け
七草粥を食べた人もいると思うが
私は近江神宮で行われる
競技かるたの名人・クイーン戦が
終わるまでお預け


競技かるたとの関わりは省くが
特に今年は
春野健太郎5段が挑戦者ということで
目が離せない


春野健太郎さんは
東大かるた会所属となっているが
トヨタの社員で豊田市在住
みんなで応援しよう




61期名人・59期クイーン戦は↓

■とき:1月10日(土)
■会場:近江神宮(滋賀県大津市)




  


Posted by かとうさとる at 20:51 | Comments(0) | とよたの文化

2015年01月05日

君よ憤怒の河を渉れ













プロローグ


30年ほど前
訪中した女優の中野良子が
中国で最も人気のある外国人女優として
熱狂的な歓迎を受けたと
ニュースが報じた





  画像は全て「君よ憤怒の河を渉れ」より接写
  右が中野良子



中野良子がなんで中国人を
熱狂させたのか
謎のまま時が流れた




中国を代表する世界的な監督
チャン・イモウが憧れた高倉健



高倉健の「君よ憤怒の河を渉れ」は
文化大革命後に初めて公開された
外国映画として中国で大ヒット


中国を代表する世界的な監督
チャン・イモウはこの映画を見て
映画の道に進んだというエピソードは有名






  高倉健の訃報を報じた14年11月19日付け朝日新聞より転載


後に世界的な大監督となったチャン・イモウは
高倉健を三顧の礼をもって中国に迎え
「単騎千里を走る」を撮ったのは
周知のとおり


中国の映画人やエキストラが
いかに高倉健を敬愛しているか

高倉健の訃報を
いち早く中国の国営テレビが伝え
中国版ツイッターには書き込みが相次いだ
とニュースが報じたが
この映画を観れば下手な説明は不要



黒澤明の「野良犬」以来の衝撃!


ところが私は
中国全土を熱狂させたという
肝心の「君よ憤怒の河を渉れ」を
まだ観ていない





そんなわけで正月三が日
milPlusで「君よ憤怒の河を渉れ」を観た






仕組まれた罠で
警察から追われる身になった
高倉健扮する元検事の杜丘冬人が
無実の罪を晴らすため
全国に張られた非常線を突破して
事件の真相に迫るという
社会派のサスペンスアクション映画で
西川寿行の同名の小説が原作

制作は1976年
私が流派を離脱して
初の個展をした年と同じだ

あの年
こんな映画が撮られていたとは
知る由もなかったが
人生のキャリアを重ねることは
こうしたご褒美がいただけるから嬉しい


黒澤明の「野良犬」以来の衝撃で
一気に観てしまった



謎は解けた!
さらに思わぬ発見が


高倉健扮する元検事の杜丘冬人を
身体を張って助けるヒロイン
真由美を演じたのが
プロローグで記した中野良子








  警察に追い詰められた高倉健を救うため
  新宿の繁華街で競走馬を暴走させたクライマックス

  ジョンフォードの「駅馬車」並の迫力と
  中野良子のカッコ良さに思わず立ち上がって拍手

  


日本で起きた
チャン・ツッイーブームの逆バージョンが
中国で起きたとしても不思議ではない


もう一つ思わぬ発見が
私はチャン・イモウの「LOVERS」のファンで
もう20回近くビデオを観ているのではないか

その私が言うのだから間違いはない
「君よ憤怒の河を渉れ」の影響が
随所に見られることで目から鱗

チャン・イモウ自身
「君よ憤怒の河を渉れ」を観て
映画の道に進んだと語っているように
名作の力で
私たちはこの映画を
もっと高く評価してもいいのではないか


タイトルの「君よ憤怒の河を渉れ」は
憤怒の河を越えて生きよ!
というメッセージで
映画を観たあとの心地いい重さは
単なるサスペンスアクション映画ではない

今頃観る不明を恥じるしかない
  


Posted by かとうさとる at 18:20 | Comments(0) | らくがき帖

2015年01月04日

丸栄で鈴木五郎「瀬戸伊賀の世界」はじまる








現代の織部と畏敬される
鈴木五郎さんの展覧会が
名古屋栄の丸栄美術画廊で
はじまった








昨年は高島屋美術画廊が
鈴木五郎の「五」
千利休の「利」
古田織部の「部」
から命名した
鈴木五郎「五利部」展を
東京、名古屋、大阪の三都市で開催
話題を読んだ五郎さん






今度は瀬戸の土を使って伊賀に挑戦





五郎さんは私より二歳上
キャリアもしていることも
比較にならないが
私も負けていられない(笑い)



鈴木五郎「瀬戸伊賀の世界」は↓

1月7日(水)まで
丸栄美術画廊




  


Posted by かとうさとる at 23:03 | Comments(0) | アートの現在

2015年01月03日

蛭子能収は無敵!






時期を逸したため簡単にするが
元旦はケータイ大喜利で抱腹絶倒!






  写真はいずれもテレビ画像を接写


昨年、国会のNHK予算審議で
日本維新の会の中田宏は
わけのわからん低俗番組と
「ケータイ大喜利」を
シタリ顔で批判したが
いらんお世話!




蛭子能収は無敵!






うるうるの瞳さん、やるっ!
みんなコケちゃつた(爆笑)






笑う門には福来る
ケータイ大喜利の投稿者はみんな粋

  


Posted by かとうさとる at 12:02 | Comments(0) | らくがき帖

2015年01月02日

元旦の新聞を軽~く拾い読み













元旦は定期購読の朝日のほか
中日、毎日、読売の3紙を
コンビニで購入



朝日の「鏡の中の日本戦後70年」
毎日の「一極社会/東京と地方」の
各シリーズがどういう展開をするのか楽しみ


気になったのは各紙とも
フクシマ~原発問題
沖縄問題が欠落していることで
不思議



余談に逸れたが
大晦日の夜、バレエの諏訪さんの家の
鍋パーティーに招かれた


当然のように酒の肴はバレエ談義で
エルミタージュ&ウズベキスタン公演に
「一緒にいこまい」と誘われたが
残念ながらムリ!






  2015年1月1日 朝日新聞「あいちのちから」より転載


元旦の朝日に目を通すと
その豊田バレエ学校が
県内版のトップ記事になっていたから
思わず目が点になってしまった


ロシア国立ワガノアバレエ学校の
メソッドを導入した
豊田バレエ学校が苦戦しているのは
マネージメントの問題もあるが
構造的不況業種になっているからで
他の舞台芸術を含めて深刻

残念ながらいけばなも
例外ではない



4紙の中で
注目したのが中日新聞の
「火山透視」で噴火予知の記事






  2015年1月1日 中日新聞より転載


阪神・淡路大震災を境に日本列島は
地震活動期に入ったと言われているが
火山噴火が地震活動に連動するのは自明


先の御嶽山噴火に際して
火山予知連会長が
「われわれの予知レベルはそんなもの」と
発言して物議をかもしたが
記事は素人にも納得できる予知方法で
是非研究の背中を押してほしい


  


Posted by かとうさとる at 18:45 | Comments(0) | らくがき帖

2015年01月01日

めでたさも中ぐらいなり古稀の春


















  花:椿、千両
  器:高岡鉄器



めでたさも中ぐらいなり
は、一茶の句から拝借したもの

「人生70古来稀なり」と言うが
みんな長寿で古稀は微妙


2015元旦


  


Posted by かとうさとる at 11:07 | Comments(0) | 花日記