2014年08月08日

鬼灯や冥土の旅の一里塚




産直プラザに鬼灯が置かれ
まもなくお盆




鬼灯は
ホオズキの漢字表記の一つ
お盆の飾りで
先祖を導く提灯に
見立てたことに由来


鬼灯や
冥土の旅の一里塚
めでたくもあり
めでたくもなし







   花:鬼灯
   陶:吉川千香子


  


Posted by かとうさとる at 12:56 | Comments(0) | 花日記

2014年08月07日

西アフリカでエボラ出血熱感染拡大










8月6日(水) は
広島に原爆が投下された日
当然のようにニュースのトップは
ヒロシマ一色



でも、私のトップニュースはこちら↓




  


   画像上の左はニュース・ウエブの鎌倉千秋キャスター
   実力派のアナとして知られているが
   地味系をスカッと魅せる日替わりのファッションは知的で
   鎌倉ファンになったオトコどもは多いのではないか



余談に逸れたが
8月5日のNHKのニュース・ウェブは
現地でエボラ出血熱患者の看護にあたった
国境なき医師団の看護師をゲストに
いま西アフリカで何が起きているのか
感染拡大に歯止めがかからない
背景に何があるのか
初めて耳にする人にもわかり易く
現場目線で報じた(パチパチパチ )


続いて中日新聞も

西アフリカで感染拡大が続く
エボラ出血熱について
「死者が900人に近づき
過去最悪のレベル」と報じた






   エボラ熱「制御不能」と報じた8月6日付け中日新聞 


エボラ出血熱の恐ろしさは
私が説明するまでもないため省くが
ウイルス性の感染症で
致死率は最高で90パーセントに達し
特効薬はなく対処療法のみというから
拡大すれば最悪のシナリオも


直近のニュースによると
国連のWHO(世界保健機関)が
エボラ出血熱について
緊急委員会を開いているそうだが
問題は政府の認識と危機管理



こちらは朝日新聞の社説




8月5日付け朝日新聞によると

《国内にはエボラウイルスを
研究できる施設はなく
間違っても病原体が漏れ出さないよう
最も厳重な高度安全実験施設が
世界には約40カ所あるのに国内はゼロ》
というから絶句!

感染者が一度国内に入れば
ノーガードというから怖ろしい



少しオーバーに書いたが
「敵を知れば百戦危うからず」は
昔も今も同じ

先ずはエボラ出血熱について
正確な知識と情報を共有したいもの

  


Posted by かとうさとる at 03:42 | Comments(0) | らくがき帖

2014年08月05日

トシよりはよく転ぶ



傷口を川に入って洗ったが
釣り人がいない




所用の帰路
ふと水辺が恋しくなって
矢作川の「お釣り土場」へ
ハンドルを切った


ここは「お釣り」の呼び名があるように
昔から釣りの好ポイントとして有名
で、堤防に車を止めて河原に降りたが
途中でスッテンコロリと転んでしまった

幸い擦り傷程度で済んだが
トシよりはホントによく転ぶ







傷口を川に入って洗ったが
釣り人がいない

80万匹近い天然アユが遡上したはずなのに
どこに消えたのか不思議

この時期
「アユの土用がくれ」といって
アユが深場に隠れてしまう現象が
よく知られているが
それだけでは説明がつかない

元矢作川漁協組合長で
矢作新報会長の新見幾男さんも
「今夏のアユ漁は不漁に終わると思う
水中をアユの走る姿が見えない」と
書いている

川のなかで
何かあったのか
不思議


  


Posted by かとうさとる at 19:43 | Comments(0) | らくがき帖

2014年08月04日

農村舞台アートプロジェクト2014概要決まる





平成26年度地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ
農村舞台アートプロジェクト


農村舞台アートプロジェクト
■会期:2014年8月30日(土)~9月28日(日)
■会場:市内農村舞台(16舞台)
農村舞台フォーラム
■期日:2015年3中旬
■会場:市民文化会館

■主催:(公財)豊田市文化振興財団/豊田市/豊田市教育委員会
■主管:農村舞台アートプロジェクト実行委員会
■協力:ストーリーテリング実行委員会
    おいでんさんそんセンター
(問合せ)
公益財団法人豊田市文化振興財団文化部☎0565-31-8804


メッセージ

世界のトヨタのおひざ元で農村舞台アートプロジェクト?と、不思議に思う方もいるかと思いますが、面積で県内最大、その内の約7割が愛知高原国定公園から天竜奥三河国定公園につらなる中山間地で、紅葉の名勝香嵐渓や小原和紙の里など、豊かな自然や伝統文化と自動車産業が共生する中核市というのが、豊田市の実像です。

こうした豊田市の原風景を今に伝えるのが、市内東部から北部にかけて現存する農村舞台群です。




   農村舞台絵地図は9月1日より市民文化会館と交流館で配布
   部数に限りがあるため希望される方はお早めに



公益財団法人豊田市文化振興財団が実施した最新の目視調査によると、84棟を数えることが判明。その内、現在でも使用できる廻り舞台のある舞台が4棟、舞台の遺構や古老の話から、当初廻り舞台があったと推定される舞台を加えると、約2割が本格的な地芝居の舞台で、中には国指定の舞台として比較してもそん色のない舞台も確認しています。

同時に、多くが年に一度の余興を楽しみに神社の境内に建てられた舞台とは名ばかりの小さな舞台で、今では忘れ去られ廃絶の危機に瀕していることも浮かびあがってきました。

農村舞台アートプロジェクトは、こうした農村舞台群を今に生きる文化資源として活用し、アートで地域の絆をつなぐ市民プロジェクトです。

5年目を迎えた本年度は、文化庁の地域発・文化芸術創造発信イニシアチブとして、豊田市の農村舞台群を全国に発信します。


 農村舞台アートプロジェクト総合ディレクター 
 かとうさとる





   ポスター・チラシの舞台は明治5年(1872)に建設された
   豊田市有形民俗文化財六所神社農村舞台(松平地区坂上町)
   市内に現存する最大規模の茅葺建築で
   茅葺屋根と舞台背景を引き立てる遠見
   8間(14.4㍍)の間口を巨大な一本の梁がす支える
   シンプルな構造美は他に比類がない



プロジェクトの概要




ART

農村舞台の空間に多様なジャンルのアーティスト10組が
《農村舞台×現代アート》をテーマに個展形式で挑むプロジェクト

■前期展 2014年9月14日(土)~21日(日)

加納恒(造形)+加納登茂美(小原和紙) 


№6 市指定・坂上町六所神社農村舞台(松平地区)


中村広子(絵画) 


№80 阿蔵町須賀神社農村舞台(下山地区)


とよたアートナウ(地域の子供たちと協働するアートフェス) 


№58 明川町熊野神社農村舞台(足助地区)


鈴木琢磨(彫刻) 


№62 怒田沢町諏訪神社農村舞台(足助地区)


五十嵐義郎(インスタレーション) 


№67 西樫尾町八幡社農村舞台(足助地区)


■後期展 2014年9月21日(日)~28日(日)

中根栄二(彫刻)+中根理(造形)


№5 西広瀬町八剱神社農村舞台(猿投地区)


物部浩子(書) 


№23 小原田代町八幡神社農村舞台(小原地区)


白水ロコ(木彫) 


№29 永太郎町神明神社農村舞台(小原地区)


本多晉一郎(彫刻) 


№39 旭八幡町八幡神社農村舞台(旭地区)


新實広記(ガラス造形) 


№41 加塩町加塩神社農村舞台(旭地区)



LIVE

農村舞台を現代の劇場として活用し
多様なジャンルの舞台公演を通して
今に生きる農村舞台の可能性を探るプロジェクト

■津軽三味線と語り
人から人へ、伝えたい想いを音に託し、物語を紡ぎ
生きる喜びを語り継ぐストーリーテリングフェスティバル
※ストーリーテリングフェスティバル実行委員会と共催


№84 花沢一組神明社農村舞台(下山地区)

■日時:8月30日(土)18時開演
■入場:木戸銭1.000円(中学生以下無料)
(出演)
琴友会大正琴グループ(地元)
古屋和子(ひとり語り)/踊正太郎(津軽三味線)


■落語と語り
人から人へ、伝えたい想いを音に託し、物語を紡ぎ
生きる喜びを語り継ぐストーリーテリングフェスティバル
※ストーリーテリングフェスティバル実行委員会と共催


№19 西中山町八柱神社農村舞台(藤岡地区)

■日時:9月6日(土)18時開演
■入場:木戸銭1.000円(中学生以下無料)
(出演)
古今亭文菊(落語)/古屋和子(ひとり語り)


■農村舞台で今日は楽しい村祭り
五穀豊穣を氏神様に感謝する楽しい秋祭りをアートで再現


№18 深見町磯崎神社農村舞台(藤岡地区)

《昼の部》
江戸時代、柿野街道に面した深見郷では「市」がひらかれていた
こうした故事に倣って農産物などの楽しいバザールを開催
■日時:9月14日(日)10時~15時(予定)
■パザール協力:農業生産者グループ「夢農人」
■イベント協力:チンドン屋「嵐」
《夜の部》
■日時:9月14日(日)18時開演
■入場:木戸銭1.000円(中学生以下無料)
(出演)
芸人集団「海援隊」雷門獅篭(落語)/同、雷門幸福(落語)
同、柳家三亀司(江戸曲独楽)/天太鼓舞夢一座(創作太鼓)
西守芳泉(津軽三味線)/港川繁(沖縄民謡)


■古代の響き
~宮中の御神楽歌の源流を探る

縄文・弥生時代から伝わる絃楽器
和琴(わごん)が奏でる古代の響き


№1 市指定・中金町岩倉神社農村舞台(石野地区)

■日時:9月15日(月・祝)18時開演
■入場:木戸銭1.000円(中学生以下無料)
(出演)
藍川由美(うた・和琴・倭琴・おはなし)


■国選択重要無形文化財
黒田人形小田木公演

江戸時代の中頃、稲武地区の小田木町に伝えられ
明治の初めに途絶えた小田木人形座の復活に向け
飯田市の国選択重要無形文化財黒田人形を招へい
人形浄瑠璃への理解と普及を図る
※県指定の小田木人形座のカシラと衣装は
稲武地区の豊田市郷土資料館「ち~うま」で見ることができる



№74 小田木町八幡神社人形舞台跡地(稲武地区)
 

■日時:9月21日(日・祝)18時開演
■入場:木戸銭1.000円(中学生以下無料)
(出演)
小田木人形座準備会(郷土の芸能)
(公財)ポーラ伝統文化振興財団制作「伊那谷の人形芝居」(映画上映)
国選択重要無形文化財黒田人形浄瑠璃
※公演に先立ち小田木人形座準備会が活動のシンボルとして
新たに制作した三番叟の人形一体を披露



■郷土史構成舞台 義人・飯野八兵衛
宝暦の世直し騒動として今に語り継がれている
飯野村(現在の藤岡飯野町)の義人・飯野八兵衛事件を題材に
今に生きる八兵衛の思想と勇気を
地元の藤岡飯野町と協働して舞台化


№17 藤岡飯野町秋葉神社農村舞台(藤岡地区)

■日時:9月28日(日・祝)18時開演
■入場:木戸銭1.000円(中学生以下無料)
■原作:長居紀章著「義人・飯野八兵衛」
■脚色構成:かとうさとる(農村舞台アートプロジェクト総合ディレクター)
■演出:加藤真人(演劇人集団河童塾)
(出演)
六栁庵やそ(三味線語・語り)/マーボ雅弥(パーカッション)
義人・飯野八兵衛群読団(旧豊田演劇集団/藤岡歌舞伎連
藤岡飯野連ほか)/林宗寺老僧/飯野小学校児童ほか

農村舞台スタンプラリー
農村舞台を巡りながら豊田市の豊かな自然や生活文化に触れる
スタンラリーを開催
開催:2014年9月14日(土)~28日(日)
※詳細は後日

農村舞台フォーラム
今に生きる農村舞台の展開と可能性を探るフォーラムを開催
■期日:2005年3月中旬
■会場:豊田市民文化会館
※詳細は後日

  


Posted by かとうさとる at 21:31 | Comments(0) | 農村舞台

2014年08月04日

ラジオ深夜便 今日の誕生日の花は百日紅








花言葉は雄弁・潔白



今日の誕生日の花はサルスベリ
知人の庭にサルスベリの
花が咲いていたことを思い出して
一枝伐らしてもらった

サルスベリの名は
樹皮がなめらかで
猿もすべるという故事に由来

また漢字表記の百日紅は
サルスベリの花期が長く
百日も咲き続けるという意味から
当てられたもので
原産地は中国






   花:百日紅
   器:黒陶


水揚げは
「根本を四つ割りにして
ハッカ油にひたすといい」と
言われているが
水切りで十分
  


Posted by かとうさとる at 19:37 | Comments(0) | 花日記

2014年08月02日

清里高原で野外バレエ





なんとなく違和感が続いていたため
行きつけの病院のドアを開けた

私は痛風症候群で心配したが
「コレステロールが高いから
飲み過ぎじゃない?」と
笑われてしまった


さて、夏といえば野外フェス
宿題が山積みで
難しくなってしまったが
二重丸をつけてマークしていたのが
現在開催中の清里高原「野外劇場」の
「清里フィールドバレエ


今朝の朝日新聞が
その「清里フィールドバレエ」を報じた






「清里フィールドバレエ」は
8月10日まで公演(6日は休演)

会場は山梨県清里高原「野外劇場」
問合せは☎0551-48-2907

ムリをすれば
間に合うかも知れないが
残念!



  


Posted by かとうさとる at 20:51 | Comments(0) | らくがき帖

2014年08月01日

豊田市美術館でジャン・フォートリエ展


この夏の豊田市美術館は
トリプル企画で選り取り見取り









■トリプル企画其の一

ジャン・フォートリエ展

ジャン・フォートリエ(1898~1964)は
1950年代に展開された抽象表現主義
アンフォルメル旋風の発端となった
20世紀フランスを代表するアーティスト

本展はそのジャン・フォートリエの
没後50年を記念した回顧展








ジャン・フォートリエ展は
戦争体験によって生み出された体表作「人質」シリーズをはじめ
油彩・油彩・素描・版画・彫刻など約90点で構成

ジャン・フォートリエの名前は知っていたが
実作を見るのは本展が初めて

百聞は一見にしかずというが
チラシの表紙にも使われている《管理人の肖像》など
戦争の影が色濃く出た時代から30年代にかけて
制作された厚塗りの絵画群
ナチに拘束された体験をもとにしたといわれる
「人質」シリーズなど圧巻

本展はこのあと大阪の国立国際美術館に巡回するが
特別展も充実している豊田市美術館がお得



■トリプル企画其のニ

ドイツとオーストリアの雑誌とデザイン





クリムトとエゴン・シーレが一緒に展示されているが
二人とも本質はポップカルチャーなのか
水を得た魚のようで楽しそう

レイアウトもお洒落


■トリプル企画其の三

生誕百年髙橋節郎展







棺の蓋をして
初めてその人の真の値打ちが決まることを
「蓋棺事定」というが
本展を見ずして「クールジャパン」を語るな




常設展も選り取り見取り





左手前から
フランシス・ベーコン「スフィンクス」
ゲオリク・パゼリッツ「羊」
アベルト・ブッリ「赤プラスチック」
フォンターナ「空間概念№3」
イヴ・クライン「モノクローム・ブルー」
草間彌生「№AB」










■会期は9月15日(月・祝)まで
■問合せは豊田市美術館☎0565-34-6610




  


Posted by かとうさとる at 19:09 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー