2013年11月09日

香恋の館で中村広子展







羽布ダムと三河湖





正面のダムは三河湖の名で親しまれている羽布ダム
このあたり一帯は「香恋の館」を中心に自然公園になっていて
春夏秋冬それぞれに趣があって飽きることがない






巴川を堰き止めた三河湖   



「香恋の館」と書いて
「かれんのやかた」と
命名した人に拍手





この三河湖の「道の駅」が「香恋の館」
ネーミングの由来はわからないが
「香恋の館」(かれんのやかた)と命名した人に拍手

(追記)
私の記憶違いでなければ
昔、足助から下山の巴川水系で
杉や檜の葉を乾燥させて
線香の原料の「杉粉」を挽いていたという
水車小屋の廃屋を見たことがある
「香恋の館」の名はこの地場産業の線香から
先人の営みを偲んでつけたのではないか







一階が産直物産店
二階は旧下山村の民俗資料の展示室とギャラリー
迂闊にも「香恋の館」には何度も足を運んでいるが
二階に上がったのは初めて



お2階へどうぞ
中村広子展










中村広子さんは地元の羽布町でアトリエを構え
山里の埋もれた昔話を拾い集めて画集にするなど
生き方がお洒落な絵描きさん

農村舞台のマップの制作を依頼しているため
どんなマップが出来あがってくるか楽しみ



やるだけやったら
あしたにしよう




    2014年卓上カレンダー1セット900円
    会場で買い求めることができるためお薦め



今回は下山のお地蔵さんと
写真のカレンダーの原画を展示

やるだけやったら
あしたにしよう

私もいつか
やるだけやったら
あしたにしよう
と言ってみたいな


中村広子展は

■11月17日(日)まで
■10:00~17:00(火曜休館)
■香恋の館2階ギャラリー
豊田市羽布町鬼の平9☎0565-90-4120








  


Posted by かとうさとる at 22:08 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー

2013年11月08日

みんな時計を停めて無言












昨日は立冬
飯野八兵衛の協議の帰路
豊田市美術館に館長を訪ねてしばしアート談義






二階の彫刻テラスに立つと
霧の彫刻のショータイム

イギリスの国民的画家
ターナーが描いたような残照に
みんな時計を停めて無言  


Posted by かとうさとる at 12:13 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー

2013年11月06日

明日は立冬 ドライブスルーで紅葉狩り






一人では食べきれない
どうしよう


飯野八兵衛の協議の帰路
道路脇の畑で農作業をしている
春陽会会員で愛教大名誉教授の丹羽先生を見つけてご挨拶

「オレのとこの米は山の湧水で作っとるで美味いぞ
持っていくか」と丹羽先生
「ありがとう」と二つ返事で私

「持ってけ!」ともらったことはいいが
太っ腹で30キロ
一人では食べきれない
どうしよう



余談に逸れたが
寄り道のお目当ては
南山カントリーの紅葉の下見










桜は満開というが
紅葉も満開というのかな









  


Posted by かとうさとる at 23:13 | Comments(0) | フォト歳時記

2013年11月06日

井端の退団は中日の落日のはじまり







ファン無視!
球団のリスク管理もお粗末



青天の霹靂という言葉があるが
名遊撃手として中日の黄金時代を支えた井端の退団ニュースは
まさに青天の霹靂でショックを受けたファンは多いのではないか




落合GMは「井端は構想に入っていた」と釈明したが
返す言葉で「一億以上を出してリスクを負えるか」と言及

手法に批判が出ると
「判断したのは本人で自分ではない」と正当化するのは
日本シリーズで完全試合目前の山井を降板させたときと同じ

交渉前に関係者がリ―クしたと疑われても仕方がないネット情報など
井端のプライドをズタズタにした球団のリスク管理もお粗末

一部のスポーツ紙は
「巨人が井端に興味を持っている」と報じているが
昨夜のCBCラジオのドラゴンズ応援番組
「ドラ魂KING」に電話で生出演した楽天の星野監督も
「楽天に欲しい」と言及

少し気持ちが救われたが
気分は限りなくブルーで複雑系  


Posted by かとうさとる at 02:34 | Comments(0) | らくがき帖

2013年11月05日

近場で見つけた秋の気配




かくれぼしているのかな



    保見駅近くの田んぼで見つけた黄蝶


プラタナスは今が盛り



    私が紅葉前線の観測木にしているプラタナス


紅葉の見頃はもう少し先



    東海の昇仙峡の呼び名で親しまれている王滝渓谷



   王滝渓谷は野鳥の宝庫で探鳥カメラマンも多いため邪魔をしないように

近年は足助の香嵐渓
稲武の大井平公園
小原の四季桜に押されて
訪れる人も心なしか少なくなったが
王滝渓谷は徳川の始祖松平親氏ゆかりの妙昌寺など
松平郷を巡るコースの定番として外すことはできない

  


Posted by かとうさとる at 02:05 | Comments(0) | フォト歳時記

2013年11月05日

久しぶりにバレエを堪能









NPO豊田シティバレエ団11月特別公演
サハ共和国ヤクーツク国立バレエ学校文化交流記念公演
グランドバレエくるみ割り人形全幕


このブログでも紹介した豊田シテイバレエ団の
グランドバレエ「くるみ割り人形」公演に足を運んだ

豊田シティバレエ団は
毎回海外のバレエ団をゲストに招いて合同公演を開催しているが
今回招聘したのはロシアのサハ共和国のヤクーツク国立バレエ学校

世界でも最も深い湖で知られるバイカル湖のあるサハ共和国は
ロシア連邦を構成する最も有力な共和国で
近年はダイヤモンドや石油、天然ガスなど豊富な地下資源を巡って
日本もサワ共和国と資源外交を展開

次は豊田シティバレエ団がサハ共和国に招聘されるというから
コトは一バレエ団のレベルを超えて話題になることは必至

ちなみにヤクーツク国立バレエ学校長によると
現在のサハ共和国の気温はマイナス30°C
1月の平均気温はマイナス50°Cというから想像不可





    写真は全て芸術監督の諏訪等さんの許可を得て撮影


余談に逸れたが
「くるみ割り人形」は
クリスマスプレゼントにもらったくるみ割り人形を抱いたまま
眠ってしまった少女クララが観た夢の世界を描いたファンタジー








    夢の国でバ・ド・ドゥを踊る
    クララ(豊田バレエ学校/脇田紗也加さん)と
    くるみ割り王子(サハ国立バレエ団ソリスト/アファナシェフ・サリアルさん)





   「くるみ割り人形」は子どもと大人が協働するクリスマスファンタジーで
   家族でみんなそろって観たいもの



久しぶりにバレエを堪能したが
これほどの公演ができるバレエ団でも
苦戦しているから不思議

敬して遠ざけるという言葉があるが
「バレエは敷居(値段も)が高そう」
あるいは「バレエは日本人では無理」と
観ないで敬遠している人が多いのではないか
だ、としたらもったいない話ではないか







  


Posted by かとうさとる at 01:12 | Comments(0) | とよたの文化

2013年11月03日

地方紙が面白い地方はやっぱり面白い












人工洪水で河川環境の改善を


台風18号の豪雨で河川公園や「ヤナ」が水没したことについて
矢作ダムの無警告放流による増水が原因ではないかと
ダム管理の責任を追求している地元のオピニオン紙
矢作新報が特集で面白い主張をしている





中規模洪水による河川被害を調査すると同時に
洪水がもたらす河川環境のプラス効果に着目

農業用水の取水が終わった頃に
ダムのゲートを開け
適切な量の「人工洪水」を流す

絶滅危惧種が危惧されている
ウナギや鮎などの産卵親魚をダム湖から解放
海へ送りだすと同時に川底を柔らかくし
河川生物の産卵・繁殖環境を整えようというもので
毒をもって毒を制すという
逆転の発想で目から鱗


詳しくは
矢作新報のホームページで





それだけではない
人工洪水を「洪水祭り」にして
市民の防災訓練も一緒にやったらどうかという主張で
一見荒唐無稽のように思うかも知れないが
今後中規模洪水のプラス効果を理論化していくというから
地方紙は面白い

むろんダム構造の改善が必要なのは自明だが
先ずは運用改善で出来ることからはじめようというもので
詳しくは矢作新報のホームページで
  


Posted by かとうさとる at 02:45 | Comments(0) | らくがき帖

2013年11月02日

ご無沙汰しているお店を軽くハシゴ





私もまもなく
古稀のゾーンで複雑系




    ホームは上小田井行き最終電車


馴染みのお店で冗談を言ったあと
ご無沙汰しているお店を軽くハシゴ

途中で下町の経営者たちも合流
声の優しい女性に「池上線」をリクエスト

再開発もいいけど
「池上線」のような詩が生まれる街がいいよねと私

気がつけば
私もまもなく古稀のゾーンで複雑系

  


Posted by かとうさとる at 01:37 | Comments(0) | らくがき帖