2013年05月05日
小堤西池のカキツバタ群落をラムサール条約に
カキツバタ群落のガイドパンフレット(現地でもらえる)
小堤西池のカキツバタ群落は
京都の太田の沢、鳥取県岩美町の唐川と並び
国の天然記念物に指定されている
日本三大カキツバタ自生地の一つ。
先のラムサール条約で豊田市の
矢並湿地、上高湿地及び恩真寺湿地を含む
「東海丘陵湧水湿地群」が登録されたが
「小堤西池のカキツバタ群落」が
候補にも挙がらなかったのは不思議。
カキツバタ群落の航空写真(ガイドパンフレットより転載)
場所はトヨタ自動車高岡工場の西
豊田市と刈谷市が接する刈谷市洲原公園の近く。
写真の手前の湿地が小堤西池(国の天然記念物)
背後の森は小堤西池の水源となる涵養林(県の自然環境保全地域)
こうして航空写真で見ると
小堤西池のカキツバタ群落が貴重な生態系として
周辺の開発から辛うじて保全されていることがよくわかる。
小堤西池のカキツバタ群落は
中旬から下旬が見頃
宵々の雨におとなし杜若(蕪村)
カキツバタはシトシトと降る雨がよく似合うため
中旬から下旬の雨の日がお薦め。
(アクセス)
刈谷市「洲原公園」駐車場の臨時駐車場に駐車
小堤西池のカキツバタ群落まで徒歩で約10分ほど