2013年04月29日

夏はきぬ/若鮎前線遡上中

















明治用水の魚道をジャンプして遡上する若鮎(矢作川研究所HPより転載)


豊田市矢作川研究所ホームページによると
4月28日現在で210,252匹が明治用水の魚道を遡上。

昨日一日で39,600匹が通過したというから
五月雨による大漁遡上を考えると
最終的には1,000,000匹近くになるのではないか。



それでも若鮎は上流をめざす














河口から45,8㎞。マラソンでいえば
フルマラソンを走り切ったところにあるのが平戸橋の越戸ダム
それでも若鮎は魚道を見つけて上流をめざす。












越戸ダムの魚道はところどころにトロ場があって
若鮎が群れているのが肉眼でも見える。

川鵜から若鮎を守るためネットも張られていて
矢作川の生態系や自然を守るため
どれほど多くの人たちが関わっているのか
思いを馳せるだけで頭が下がる。









魚道の最上流は小川のよう
川の中に設置された箱は天然鮎の遡上実験装置というが
何を実験しているのかな。









魚道で小さな旅をした若鮎は
越戸発電所の導水路を通って本流へ



もう一度生命輝く
若鮎のジャンプをご覧あれ








  


Posted by かとうさとる at 23:12 | Comments(0) | フォト歳時記