2013年03月27日

一人ひとりに桜の名木あり




電車の中を
桜色に染めた桜







予てから気になっている桜の樹がある
場所は豊田新線の上豊田駅の東
車窓から見る見事な枝ぶりと鮮やかな淡紅色が
遠く恵那山の銀嶺と重なり
一瞬、電車の中が桜色に染まったのを
昨日のことのように覚えている

梅坪の三洋堂に本を買いに行く途中
ふと思い出してハンドルを上豊田駅に切った

豊田新線が開業して34年になるが
いつも車窓から眺めるだけで
近くで見るのは初めて

見上げると6分咲きといったところだろうか
想像していた以上に桜の樹が大きいことにも驚いたが
花の色が全体に白っぽくて意外


何かいい方法はないものか





車からメジャーテープを取り出して
目通りを測ると3,6メートル
樹高は目測で約15メートルほど
樹齢はソメイヨシノの寿命から推定70年前後ではないか
要は老木ということで花が白くみえるのも納得







近くで見ると苔がびっしりついてかなり苦しそう
老木と言ったがソメイヨシノで翁の風格のある巨樹は稀
何かいい方法はないものか

  


Posted by かとうさとる at 20:04 | Comments(0) | らくがき帖