2012年10月27日

いけばなでひと足早く冬支度









農村舞台アートプロジェクトが終わって一週間
どうしたわけかその日を境に
押しても引いてもエンジンがかからなくなってしまった
アタマの中がゴミ屋敷化して大ピンチ

まあ、こんなときは鳴くまで待とうホトトギス
花でもいけて待つしかない









花/秋海棠の葉
器/丹波立杭焼き  


Posted by かとうさとる at 21:21 | Comments(0) | 花日記

2012年10月27日

名古屋市美術館の青木野枝展に足を運ぶ






昨日、名古屋市美術館の青木野枝展に足を運んだ







この展覧会は豊田市美術館と名古屋市美術館が
初の連携企画として取り組んだもので
この秋話題の展覧会の一つ




名古屋市美術館で
小さな時間旅行を愉しむ


内容については
「豊田市美で青木野枝|ふりそそぐものたち」はじまる
のタイトルで書いているため説明は省くが
名古屋市美術館を訪れるのは久しぶり







名古屋市美術館は1988年中区の白川公園の一角に建てられた
近現代を中心にした白亜の美術館で設計したのは黒川紀章

美術館へのアプローチは
鳥居をイメージした枠組みの空間を導かれる仕組みになっていて
名古屋市美術館のランドスケープになっている
左の紅いモニュメントはアレクサンダー・コ―ルダ―







こちらは私の好きなマグダレ―ナ・アバカノヴィッチ







ガラスの曲面は新国立美術館に続く黒川紀章の意匠で発見
黒い作品はジョナサン・ボロスキーの「ハンマリングマン」








こちらは大阪の箕面市のアトリエを訪問したことのある
新宮晋さんの「風のまつり」







こんなところにデビッド・ナッシュが

内部は撮影不可のため写真はないが
久しぶりに足を運んだ名古屋市美術館は
モディリア―ニの「おさげ髪の少女」などは別にして
アンゼルム・キ―ファーやフランク・ステラなど
80年代にタイムスリップしたような懐かしさに満ち満ちていた

少し残念なのは
トータルした美術館の意志が見えないことでもったいない




青木野枝展の見どころは二つ

さて、お目手当ての青木野枝展だが
豊田市美術館の展開が空間と共振して軽ろやかに浮遊する柔とすると
名古屋市美術館は迫る空間と対峙する剛の展開で
改めてアートの最前線を走る作家の力量を思い知らされて衝撃

本展のもう一つの見どころは
日本を代表する建築家の谷口吉生の空間(豊田市美術館)と
黒川紀章の空間(名古屋市美術館)の同時体験で
感想は差し障りがあるため書かないが
美術館の在り方を含めていろんな意味で答えはかなりシビア

会期は豊田市美術館が12月24日(日)
名古屋市美術館は12月16日(日)まで
お得なセット券もあるため是非お薦め

  


Posted by かとうさとる at 12:44 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー