2012年09月19日

兎口温泉の野天湯にもお別れ















ところが工事でお休み



今日は農村舞台アートプロジェクトで使う葦舟の設置のため
4時に東海環状藤岡インターで
橋の下音楽祭の永山さんと待ち合せ
その前に前回の続き








兎口温泉は以前にも紹介した松之山地区にある野天湯
場所は写真の植木旅館から徒歩で数分の雑木林の中

植木旅館に着くと駐車場に三河ナンバーの車が
近くで里山を撮っている男性に
「あの車はあなたの車ですか」と私
「そうですけど」と男性
「私は豊田からきたけど、どこ?」と私
「私は岡崎」と笑顔で男性

「大地の芸術祭で…」と私
「昨日は敬老の日で親孝行ですわ」と少し照れて男性
「私も親父もお袋もここの湯(植木屋)が大好きで
毎年来ている」と男性

で、目的の兎口温泉だが
18日(火)・19日(水)配管工事のためお休みの貼り紙で呆然

「ここの(植木屋)の女将さんに頼んで内湯に入れてもらったら
私が話してみましょうか」と男性








ここが男性が家族で岡崎から毎年通うという植木屋の内湯
泉質は太古の原始海水で折り紙つき








板の向こうは女湯

ロビーの壁を見ると名人の三遊亭園生をはじめ
著名人のサインと紹介された新聞記事がいっぱい

「パンフレットか何かありますか」と私
「パンフレットはおいてない」と女将さん

宣伝しなくてもリピーターで十分ということらしいが
また一つ妻有の温泉コレクションが増えて感謝
(続く)

  


Posted by かとうさとる at 14:56 | Comments(0) | 越後妻有2012

2012年09月19日

美人林にもお別れ










最後の夜は美人林で
満天の星を見ながら野営



(前回から続き)
耳鳴りのような虫たちのシンフォニーを聞きながら
天空を見上げると満天の星空









星が一つ消え二つ消え
最後の一つが消えて夜が明けてきた








美人林はアマチュアカメラマンの聖地で
既に何組ものカメラマンが重たいカメラをセットしてスタンバイ
デジカメで撮っているのは私だけ

















もう十分
(続く)

  


Posted by かとうさとる at 03:13 | Comments(0) | 越後妻有2012

2012年09月19日

大地の芸術祭閉会式/僕らは忘れないつまりの夏











農舞台で
大地の芸術祭閉会式
感動という最高のご褒美を
手にしたこへび隊



(注釈)
「こへび隊」は首都圏の学生を中心に
全国各地から集まった大地の芸術祭を支えるボランティア組織
香港や台湾の大学生など海外から参加したこへびも


9月17日(月・祝)51日間にわたって開催された
大地の芸術祭越後妻有アート・トリエンナーレ2012が幕を閉じた








陽が落ちるとあちこちでこんな輪が渦のように湧きあがった








佐渡の鬼太鼓座の雷鳴のような大太鼓で
閉会式は一気にヒートアップ








ダイダラボッチのような大男も登場








私の聞き違えでなければ朝鮮通信使の行列らしい
なんで朝鮮通信使なのかわからないが
大地の芸術祭は何でもアリで愉快








ステージではこへび隊が51日にわたる大地の芸術祭を
自作自演のパフォーマンスで紹介

NHKの子ども向け番組みたいでみんなクスクス
それにしてもいつ練習したのか不思議








最後はこへび隊全員がステージへ

ありがとう
僕らは皆さんに支えられ
ここまでこれた
忘れられないこの夏
ありがとう
芸術祭は今日で終わるけど
僕らは忘れない
つまりのこの夏














全員でカントリーロードの大合唱
目がしらを抑える人も








鬼太鼓座の大太鼓が鳴り響いて
閉会式は最終章へ








神輿になった桶洞の大太鼓


おもしろうてやがてかなしき妻有かな
私の妻有も終わった

(続く)






  


Posted by かとうさとる at 02:32 | Comments(0) | 越後妻有2012