2012年04月25日

豊田市美術館でジェームズ・アンソール展











少し大風呂敷を広げ過ぎたかも



今日、市民文化会館で農村舞台アートプロジェクトの
第一回実行委員会が開催され、方針と事業概要が決まった
詳細については地元の理解と協力が不可欠のため
現時点では玄関の鍵を開けただけで
最終決定は5月末にづれ込みそう

乗りかかった舟
というよりも漕ぎだした舟でやるしかないが
少し大風呂敷を広げ過ぎたかも



実行委員会が済んだあと
豊田市美術館へ寄り道


喫茶店代わりに世界の名画やコレクションを観られる幸運を感謝
で、ただいま開催中の企画展はベルギーを代表する画家
ジェームズ・アンソール(1860-1949)展


 




私はよく知らないためパンフレットの解説によると
表現主義やシュールレアリズムなど20世紀美術の先がけとして
高く評価されている画家とのことだが

もし、隣の展示室に印象派の作品があれば
印象派の作家たちに与えた影響とその流れが一目にしてわかるはず

表現は適切ではないかも知れないが
コーナーの解説もわかりやすく
美術の教科書のような展覧会というのが私の印象



知らなかったで済ますには
もったいない



もう一つ強調したいのは豊田市美術館の総合力で
常設展が並みの美術館の企画展よりはるかに充実していること

今回の常設も大雑把にくくれば
「具体」のコーナーからイタリアの「アルテポーヴィラ」
ここでしか見られないクリムトやエゴンシ―レの「ウイーン分離派」
新所蔵作品のお披露目などなど贅沢なもの

話題になるような派手さはないが
ジェームズ・アンソール展とあわせて
まさに国立近代美術館並みの充実度で
知らなかったで済ますにはもったいない



アントワープ王立美術館所蔵
ジェームズ・アンソール展は

■会期⇒6月17日(日)まで

■会場⇒豊田市美術館

■問合せ⇒豊田市美術館☎0565-34-6610







こちらは気分転換に
ミュージアムショップで買った傘
何本買ってもすぐ忘れてくるため
いつまでもつやら(バカみたい)  


Posted by かとうさとる at 18:21 | Comments(1) | アートの現在