2011年12月15日

大地の芸術祭「Fの会」の対応決まる!












TOPIX
豊田スタジアムで
サッカーのトヨタ・クラブW杯







12月14日(水)14:30 豊田大橋と豊田スタジアム
Jリーグの覇者柏レイソル×南米王者サントスのキックオフまで5時間
死んだ子の年を数えても仕方がないがグランパスが優勝していたら
と思うと、今季前半戦の出遅れが返す返すも残念!






同21:00 豊田スタジアム
残念ながら予定が入っていたため観戦することは叶わなかったが
送迎のバスの運転手に無理を言って豊田スタジアム近くに迂回
バスの車内からパチパチと拍手




越後妻有アートトリエンナーレ2012に向けて

Fの会の対応決まる

余談に逸れたが12日(月)「Fの会」の協議に出席
内容は、来年開催される大地の芸術祭「越後妻有アートトリエンナーレ2012」の参加方法をどうするか否かというもので、地元の予定をキャンセルして新幹線の始発に乗った






越後妻有アートトリエンナーレ2009「蓬平いけばなの家」図録


アートフロントの提案は
1 前回と同じ松代の蓬平集落の空家プロジェクトを予定
2 3年に一度ゲストとして参加するのではなく、集落と深い関係をもってほしい。できれば「いけばなの家」を恒常的ないけばな体験施設として検討してほしい(ニュアンスとして)という2点。






越後妻有アートトリエンナーレ2009「蓬平いけばなの家」図録


で「Fの会」だが、いつも小田原評定で呆れてしまう(笑い)。私は徒労感でフラストレーションが貯まってしまうが、終わってみればなんとなく落とし所がつくから民主党よりは増しかも。

そんな訳で協議の経緯は省略して結論のみ記すと

1 いけばなの第一線で活躍しているメンバーを巻き込んだ刺激的な展開を構想しているため、「いけばなの家」一軒では物理的に難しいと判断。
対応策として「いけばなの家」を核に集落の空間を巻き込んだ野外展を加えることで一致。(野外展の場所は5月頃雪解けを待ってロケハンを予定)

2 参加人数は15名から20名程度。人選は明年1月末日までに決定

3 いけばなの家の恒常的な設置については継続協議とすることで一致。




北斗七星の庭-重森三玲展

庭園というものは、地上に描かれた絵画であり
立体的構成を基本とする彫刻ともいえる
 重森三玲






会場のワタリウム美術館は刺激的な企画展で知られる私設美術館で、予てから一度は足を運びたいと思っていたところ、重森三玲展の情報を入手。日の暮れぬうちにと急いだ。






重森三玲(1896-1975年)は、東福寺方丈庭園、松尾大社庭園など数多くの名庭を作庭。また「日本庭園史図鑑」26巻、「日本庭園史体系」全33巻(別巻2巻)を完成させるなど、日本庭園史に大きな足跡をしるした。

北斗七星の庭-重森三玲展は、近代の作庭家として最も重要な存在であるこの重森三玲の世界を検証するもので、タイトルの北斗七星の庭は、重森三玲が初めて手掛けた東福寺方丈庭園「北斗七星の庭」に由来。







「いけばな芸術」創刊号の復刻版


と、重森三玲のプロフィールを紹介したが、いけばなに関わる人間にとっても特別な存在で、昭和5年勅使河原蒼風らと前衛いけばなの端緒を標した「新興いけばな宣言」を起草。

戦後は前衛いけばなの批評誌「前衛いけばな」を創刊。また前衛いけばなの研究グループ「白東社」を主宰。当時、四国の丸亀市で池坊に所属していた無名の中川幸夫を発掘したことは余りにも有名。






「瓶史」の復刻版


ちなみに私は、西川一草亭の「瓶史」(1931-39年)、重森三玲の「いけばな芸術」(1949-55年)、北条明直、重森弘淹、工藤昌伸、下田尚利が編集同人として参画した「いけばな批評」(1973-76年)を「近・現代いけばな三部の書」と勝手に命名。「瓶史」と「いけばな芸術」は復刻版が出ているため入手可能。






「いけばな批評」創刊号


またまた余談に逸れてしまったが
芸術としてのいけばなの扉を開いた重森三玲を知らない人には新鮮な発見と驚きが、知っている人にはより深く識ることができる本展は
■2012年3月25日まで
■会場はワタリウム美術館 東京都渋谷区神宮前3-7-6☎03-3402-3001



メタボリズムの未来都市展






本展は1960年代、丹下健三に強い影響を受けた黒川紀章、菊竹清訓、槇文彦、磯崎新を中心とする建築家たちが夢見た理想の都市像「メタポリズム」を振り返る初の展覧会。






東京湾を横断する海上都市構想(東京計画1960)や、1970年の大阪万博など、6つの夢の都市構想をCG映像で再現。一見して難しそうにみえるが、みんなを建築家たちの脳内旅行に案内してくれるから夢の世界は楽しい。

■会期⇒2012年1月15日まで
■会場⇒森美術館六本木ヒルズ森タワー53階




あとは深夜バスの出発まで
ぶらりぶらり







夜の国立新美術館






サファリパークになったウィンドー(どきっ)








宇宙船基地のような六本木ヒルズ森タワー








目的はこの夜景

















  


Posted by かとうさとる at 02:09 | Comments(0) | 越後妻有2012