2010年01月23日

探鳥カメラマンとヤマセミ




今の私は
玄関の「花」をいけ代えたあと
ゴールのないデスクワークのワンパターンで
アタマがヘンになりそう

そんなわけで
新鮮な空気を補給するため
矢作川の風の通り道に沿って
車を走らせることが多い


ところが
近頃そんな私の秘密基地が
穏やかでなくなってきた

車を止めようとすると既に車が
停車していることが多くなった
それも市外、中には県外ナンバーの車も
彼らは何者で何をしているのだろうか







場所は足助方面から流れてくる阿摺川が
矢作川に合流する入江

近づいていくと入江の岸辺に
迷彩色のテントが並んでいた

さらに接近すると
天体望遠鏡のようなカメラがセットされ
人の動く気配が見えた

探鳥カメラマンらしいが
この重装備はただごとではない








この様子では
目指す野鳥は近くにいないようだ

オシドリやカルガモなら
私のデジカメでも撮れるのに
彼らは気配を殺してまでして
何を待っているのだろうか

意を決して
「何を撮っているんですか」と小声で私
背中越しに「ヤマセミ」と探鳥カメラマン
お邪魔しました!







郵便切手に描かれたヤマセミ





Yachoo!オンライン野鳥図鑑より転載



ヤマセミは
山地の渓流に生息するカワセミの仲間で
体調は約38㎝
翼開長は約57㎝

カワセミの倍、ハトほどの大きさで
日本で見られるカワセミ科の鳥では最大

警戒心がつよく
観察には根気が必要とのことで
探鳥カメラマンの重装備も納得
  


Posted by かとうさとる at 00:09 | Comments(0) | とよた風土記