2010年01月16日

NHKのアーカイブに著作権を譲渡したらどうか









テレビ朝日が日豪共同制作風の博物誌「風の神秘を解き明かす」を制作したのは、そんなに遠い昔のことではない。





当日の番組紹介(朝日新聞)



憂つうなニュースが多く、テレビを見る気にもなれない。そんなわけで、ここ数日は録画したビデオを選んでBGM代わりにしている。

風の博物誌「風の神秘を解き明かす」は、テレビ朝日が、日豪で共同制作したドキュメンタリー番組で、内容は、英国の生命科学者ライアル・ワトソン博士の著作をもとに、目に見えない風の姿を、四話にわけて多角的に説き明かしたもの。今の民放からは想像もできないが、テレビ朝日がこのドキュメンタリーを制作したのは、そんなに遠い昔のことではない。


なぜ、こんな素晴らしい
コンテンツを生かさないのか
不思議でならない。


番組の中で案内役の稚名誠は、「風は人間と生きものすべてを結びつけているように思います。目には見えませんが、我々に触れ、その詩の美しさと不思議さをもって、我々を意識させ、我々の内面と宇宙とを結びつけたりもします。」と語ったあと

「人間も風の創造物です。流れる空気は私たちの生活のあらゆる場面を通りぬけ、時には乱暴にふれてゆきます。また時には精神的なお天気を支配し、その日の気分や生活にちょつとした影響をあたえます。風は遠いやさしい惑星の命の根源であり、その惑星には、天の息のひと息で見事に命が吹き込まれています。」と結んだ。

つまらないドラマの再放送をするぐらいなら、なぜ、こんな素晴らしいコンテンツを生かさないのか、不思議でならない。スポンサーの関係で難つかしいのであれば、NHKのアーカイブに著作権を譲渡したらどうか。死蔵するには余りにも損失が大きすぎる。


このごろの私は
空ばかり見上げている






15日(金)15:30頃籠川の堤防から撮影


トルネードハンターという人たちがいるそうだ。全米各地で発生する巨大竜巻をおいかけるマニアのことで、スケールは小さいがこのごろの私は空ばかり見上げている。要は暇ということらしい。このあとニューズウィークで休憩。店を出ると空は真っ黒な雲に覆われて氷雨に代わっていた。  


Posted by かとうさとる at 02:57 | Comments(0) | らくがき帖