2009年04月20日

ライブラリー(18)昭和美術館で華工房野外展




西瓜の虫よけ袋にペンティング(昭和美術館)1987年


假屋崎省吾名古屋初見参

昭和美術館は名古屋の南東八事にほど近い閑静な住宅地の一角にある森の中の美術館で、コレクションの80%が茶道に関することから茶の美術館として知られている。中でも尾頭坂あたりの堀川の東岸にあったという尾張藩家老渡辺規綱(号を又日庵といい、裏千家中興の祖といわれる玄々斎宗室は又日庵の末弟)の別邸から移築した茶室捩駕籠の席と書院は有名。

作品は、この昭和美術館で開催した華工房野外展に出品したもので、この野外展にはプレイクする前の假屋崎省吾、小原流の工藤亜美さんが出品。また美術評論家の中村英樹さんがクリストのヴァレーカーテンについて講演するなど、贅沢なものだったが、当時の私は勢いに任せているだけで、野球でいえば見逃しの三振。恥ずかしい話だがこんなことの繰り返しばかりで、未だに治っていない。
  


Posted by かとうさとる at 04:43 | Comments(0) | 作品ライブラリー