2018年01月20日

春のことぶれを探しに奥三河小さな旅




豊田市と山一つ隔てた奥三河地方で
700年以上にわたり受け継がれている
国の重要無形民俗文化財「花祭り」は
太平洋岸の穂の国と内陸部のの南信州を結ぶ
天竜川水系の古道が運んだ道の文化の一つ


この花祭りは冬に光が衰える太陽の復活を祈る
「霜月神楽」の一種で毎年11月にはじまり
翌年の正月三が日から3月にかけて
東栄町、設楽町、豊根村の
15地区で開催されている




春のことぶれを探しに奥三河小さな旅


今月のコラム「ぶんかの定点観測は」
この花祭りの由来を取り上げた
詳しくは矢作新報のデジタル版で




春のことぶれを探しに奥三河小さな旅


花祭りと言えば巨大な鬼の面をつけた
榊鬼をイメージする人が多いのではないか


鬼は山の精霊、荒ぶる神
遥か彼方から祝福にくる異形の神として
古くから崇められてきた




春のことぶれを探しに奥三河小さな旅


春のことぶれを探しに奥三河小さな旅


深夜、伴鬼、山見鬼に続いて榊鬼が登場
禰宜との問答の後
大地を踏み鎮め、悪気を祓い
祝福を招来するという「へんべ」を踏むと
「テーホヘテホヘ」の掛け声にのって
舞庭は一気にヒートアップ



花祭りに興味のある方は↓

■3月3日(土)〜4日(日)午後6時〜翌午前7時
布川公民館で

■2月11日(日)・12日(月)
田峯観音で開催される
田楽・奉納歌舞伎もお薦め


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Posted by かとうさとる at 21:19 | Comments(0) | フォト歳時記
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