2016年11月19日

紅葉の松平郷で農村舞台「アート」開幕 1/2







先月終了した「ライブ部門」に引き続いて
紅葉の松平地区で
農村舞台アートプロジェクト第2段
「アート部門」が始まった


松平地区はその名のとおり
徳川の始祖松平家発生の地で
初代親氏が松平氏の勢力拡大の礎を築き
その後、家康に天下統一が託されたことから
徳川源流の聖地として知られている








  松平東照宮







  徳川の始祖松平親氏が眠る松平家の菩提寺高月院


中でも松平親氏の館があった
山里の一帯は松平郷と呼ばれ
「松平氏遺跡」として国の史蹟に指定され
今も訪れる人が多い


この機会に農村舞台アートを肴に
松平氏ゆかりの史跡や
三河山間地の紅葉を訪ねる
小さな旅に出かけてみませんか



ちなみに農村舞台とは

娯楽の乏しかった
農山村や漁村を中心に建てられた
近世芸能舞台で営業用でない舞台の総称で
門田一郎編「農村舞台探訪」によると
北は秋田から南は鹿児島まで
日本各地に分布






  農村舞台群のガイドと一体になった絵地図


中でも豊田市の中山間地から
奥三河、岐阜県の飛騨・東濃地域
長野県の南信州地域にかけて
約1/3の舞台が集中

神社拝殿型という
農村舞台文化圏を形成していることが
判明している


現時点では目視調査のレベルだが
中馬街道や秋葉街道、岩村道など
三河と伊那谷や飛騨・東濃を結ぶ物流の道が
文化を運んだ証で
日本遺産の候補にあがってもおかしくない



農村舞台アートプロジェクトは

こうした農村舞台群を
今に生きる地域資源として活用
アートで地域の絆を繋ごうというもので
単なるアートイベントではない





  農村舞台で初のコラボレーションとなった「献華(1988年6月)
  舞台美術「献華」を私かとうが
  シャーマンをモダンダンスの野々村明子さんと
  現代フルートの真野利郎さんが演じた

  その後、農村舞台の試行は民俗芸能祭
  現代美術のコラボ「共感する悪所」に引き継がれ
  農村舞台アートプロジェクトに結実した




  農村舞台で初のオペラ上演となった「ライブ」には
  イタリアのプッチーニ財団の「蝶々夫人」で世界デビューした
  ソプラノの二宮咲子さんも出演
  写真は蝶々夫人のアリアを熱唱する二宮咲子さん
  (深見町磯崎神社農村舞台)


余談に逸れたがプロジェクトは
農村舞台を現代の劇場に見立てて
多様な舞台芸術で挑む「ライブ」


農村舞台の空間に
多様なジャンルのアーティストが
個展形式で挑む「アート」で構成






  アートの公募を報じた6月4日発行の中日新聞


7年目を迎えた本年度は「アート部門」を
実行委員会によるノミネート方式から
清新なアーティストの登龍門とするため
全国公募に切り替え
今日、その「アート部門」の初日を迎えた


※農村舞台「アート」開幕 2/2に続く 


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Posted by かとうさとる at 21:21 | Comments(0) | 農村舞台
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