2015年10月28日

証言記録「藤井達吉の遺したもの」は







語り部による
貴重なアーカイヴ



昨日は
加納俊治先生の追悼の中でも触れた
小原和紙の黎明期を語り部で記録する
「映像証言記録」の対応について協議




証言記録「藤井達吉の遺したもの」は


もとはと言えば
私は「小原和紙三人展」など
仕掛け人の一人で
昔の仕事仲間に駆り出されたものだが
高見さんの枝豆と柿の手土産に
思わず「いいよ」と2つ返事で安請け合い
ホントに懲りていないよナ(苦笑)

余談に逸れたが
収録した映像リストを見せていただいたが
プロジェクトがスタートして
あしかけ20年近くになるため
取材をした人の中には
既に亡くなった方もいるなど
みな貴重なアーカイヴばかり


問題はこのコンテンツを
いかに学術レベルの映像記録に
編集するか否かだが
ここから先は
無責任なことは言えないため
後日にするが
活字と映像は両輪




証言記録「藤井達吉の遺したもの」は


  「藤井達吉の全貌」は近年の藤井達吉研究の成果を問う
  意欲的な企画展として話題を集めた(岡崎市美術博物館)




近年、碧南市藤井達吉現代美術館の
木本文平館長らの研究によって
小原和紙を主導した藤井達吉の全体像が
明らかになってきたが
これらはみな活字媒体で
映像による関係者の証言記録は手つかず

というよりも
関係者や当時を知る人はみな高齢化で
既に逝去した人も多く手おくれ

「なんでも鑑定団」風にいえば
「いゃ~、大変貴重なものですから
お大事にしてください」と
天の声が聞こえてくるようで
責任重大


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Posted by かとうさとる at 19:48 | Comments(0) | とよたの文化
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