2015年04月26日
水口祭り
全ては聖なる水を
汲むことからはじまる
木瀬の大沢不動の滝
田んぼに水がひかれ
農家は苗代の作業で忙しそう
先人は苗代に籾をまく前に
一年の豊作を願って水口にツツジなどの枝を立て
酒や焼き米をお供えして
一年の豊作を祈った
こうした習俗(水口祭り)が
大陸からやってきた
仏様にお花をお供えする儀式と溶け合って
いけばなという様式に発展したのは
想像に難くない
早乙女
花:ツツジ、蒲の葉
器:永井昌先生にいただいた自作の小鉢
永井先生は元校長先生で
実父は小説「義人・飯野八兵衛」の著者、長居紀章氏
私が子どもの頃は
田植えの時期になると
小学校が農繁期で休校になったから
昔はのどかなもの
Posted by かとうさとる at 20:21 | Comments(0) | 花日記