2012年01月13日

果樹の剪定作業が盛期を迎えた





豊田市はトヨタ自動車の本社があることから
近代的な工業都市のイメージが先行しているが
面積で県内最大、その内約7割が森林で
農産物の出荷額は県内有数というから
正確には農山村型自動車生産都市とよぶべきではないか

そんな豊田市の農産物を代表するのが果樹栽培で
いま、猿投山の南山麓一帯で果樹の剪定作業が盛期を迎えた



猿投の桃は熱心な桃農家が
品種改良を重ねて生み出した芸術品




果樹の剪定作業が盛期を迎えた


「山梨や長野などの桃の産地は耕土が深いため
桃の木も20年から30年はもつが、猿投はサバ土で耕土が浅いため
12年から15年ぐらいしかもたないから大変」と桃農家の林金吾さん



果樹の剪定作業が盛期を迎えた


私叔したいけばな研究家で山梨県大月市出身の美食家北条明直先生は
生前「御地の桃は山梨の桃より美味」と手紙にいただいたが
猿投の桃は一朝にして成ったものではなく林さんのような
熱心な桃農家が品種改良を重ねて生み出したもの

果報は寝て待てというが
夢に出てきそうで困ってしまう
林金吾さん、今年も美味しい桃を宜しく




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Posted by かとうさとる at 23:29 | Comments(0) | フォト歳時記
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