2011年07月18日

農村舞台アートプロジェクトの経過報告(7)





おかけで?夏バテ知らず
世の中は何が幸いするかわからない



農村舞台アートプロジェクトは、市内の東部から北部に現存する有形民俗文化財の農村舞台を地域の文化資源として再生しようとう試みで、「ライブ」9舞台、「リレー個展」20舞台の計29舞台で事業展開することは、これまでも繰り返して述べてきたとおりである。

第一段階の「ガイドマップ」はクリアしたが、第二段階の全舞台の事業概要の作成に追われ、夏バテをしている暇がないというのが現状で、世の中は何が幸いするかわからない。そんなわけで、「ライブ」「リレー個展」の詳細は追ってお知らせするため、しばらくご容赦いただきたい。



豊田市の広さを実感!


稲武の名の由来は、稲橋村と武節村が合併して二つの村の頭文字をとつたもの。古くは中馬街道(153)と秋葉街道(257)の交差する宿駅で、豊田市の中心部からの所要時間と長野県飯田市の中心部からの所要時間が同じというから、凡その地理的関係がご理解いただけるのではないか。


農村舞台アートプロジェクトの経過報告(7)


稲武の位置を標したマップ


昨夜(16日)は、その稲武の「川手」という集落の説明会に出席したが、舞台別のチラシの作成に追われ家を出たのが午後5時半。かなりのスピードで飛ばしたが現地に着いたのが午後7時。既に地元の区長さんや役員さん、稲武選出の市議会議員の三江弘海さん、稲武交流館の後藤館長、作家の加藤マンヤさんが待っていて、改めて豊田市の広さを実感。そんな経緯にもかかわらず、みんな好意的で話が弾んだが、全て稲武交流館の後藤館長の段取りのおかげで感謝!



加藤マンヤさんから
チラシ用に送っていただいた写真を見て絶句!




農村舞台アートプロジェクトの経過報告(7)


川手の農村舞台を受け持つ加藤マンヤさんは、海外にも招聘されて活躍している愛知を代表するアーティストの一人で、私なりによく理解しているつもりでいたが、チラシ用に送っていただいた写真を見て絶句!



武節の町並みは昭和のタイムトンネル



農村舞台アートプロジェクトの経過報告(7)


蛇行する河川が氾濫などを繰り返すうち、大きくカーブしていた箇所が流れから取り残されてできた湖を三日月湖とよんでいる。昨今、生物多様性のオアシスとしてこの三日月湖に関心が集まっているが、産業の盛衰やバイパスなどの建設によって時代から取り残された町もまた三日月湖のようなもの。そんな三日月湖のようなまちが武節の町並みで、説明会の帰路、ジブリの世界に入り込んだような情景に、思わず車を停めてしまった。



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Posted by かとうさとる at 02:12 | Comments(0) | 農村舞台
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