2015年04月17日

野山はいままさに山笑う
















  猿投山のビューポイント西中山の大池
  白く見えるのは山桜





  山桜は炭焼きの材料になったというが
  これだけ多ければ納得
  まもなく野山は藤の季節に移る
  


Posted by かとうさとる at 22:23 | Comments(2) | フォト歳時記

2015年04月17日

ぶんかの定点観測#51












民芸館で名誉市民
本多静雄コレクションⅣ開催中


山笑う季節
行楽に出かける人も多いと思うが
平戸橋一帯は古くから山地水明の景勝地として有名

馬場瀬古墳群から土場(川湊)の遺構
枝下用水や越戸ダム、前田公園など
近代の産業遺産から民芸館まで
辺りは文化資源を露天掘りするようなもので
事前に学習してから出かけると楽しさも倍増

何と言っても近いのがいい
この機会に是非お出かけを





  近江商人の西澤真蔵が開削した枝下用水取水口  
 



  地元のオピニオン紙に月イチで連載しているコラム
  目の良い方はどうぞ


  


Posted by かとうさとる at 22:03 | Comments(0) | とよた風土記

2015年04月17日

NHK朝ドラ「まれ」に嵌っている














民放のプロデューサーが見たら
腹が立つだろうな



石川県能登半島の輪島市を舞台に
ヒロインの稀(まれ)が菓子職人(パティシェ)になる夢を目指して
奮闘する姿を描くNHK朝ドラ「まれ」に嵌っている





  画像は全てNHKオンデマンドから接写



ヒロインの津村稀を演じる土屋太鳳は
「花子とアン」で花子の妹役のほか多くのNHKドラマに出演

今回のヒロイン役はこうした貢献度に対するご褒美のようなもの
「NHKも身内に甘い」と冷ややかに見ていたがさすがNHK
慧眼に感服するしかない





「まれ」は、土屋太鳳らフレッシュな青春群像に
田中泯、田中裕子、常盤貴子、大泉洋、中村敦夫ほか
芸達者な役者が脇を固めるなど贅沢な布陣で
民放のプロデューサーが見たら腹が立つだろうな

「一将成って万骨枯る」にならなければいいが
と、心配になってくる



その「まれ」で
中村敦夫の言葉に一瞬息をのんだ


16日放送の「まれ」で
「ロールケーキ甲子園」北陸予選で審査員から酷評された希を
希の 同級生が輪島塗師の祖父の言葉を引用して励ました

その時「歴史が動いた」風に言えば
希の心の中でパティシュエに向けた夢と覚悟が
大きく回り始めた一瞬のように見えた





漆は嘘をつく
何べんも何べんも
漆を塗り重ねてホンモンになるが
手抜きしてとりあえず
上からキレイに塗ってしまうと
パッと見はわからん






騙そうと思えば騙せる
だから騙したらだめだ
見えんと思って嘘をついたらだめだ
これが輪島塗だ


の、言葉に一瞬
息をのんだ

「漆」を「いけばな」に置き換えると
その意味がよく分かる
















  


Posted by かとうさとる at 04:29 | Comments(0) | らくがき帖