2015年04月02日

猿投山南山麓山笑う








  焼き物の原料となったサバ土が果樹に向いているのか
  猿投山南山麓は桃や梨や柿などの果樹栽培が盛んで
  今まさに花盛り



猿投古窯についてはたびたび記しているため省くが
須恵器の時代から鎌倉初期にかけて
正面に見える猿投山の西南麓一帯に(写真左)
1000基を超える窯が焚かれたというから驚く

その猿投古窯を代表する国指定の猿投灰釉多口瓶のルーツが
紀元前8~10世紀のペルシャ陶器にあったことは
前のブログで記したとおり

桃源郷のようなこの景色が
かってイスラムの文化圏とつながっていたと思うと
感慨もひとしお

  


Posted by かとうさとる at 20:12 | Comments(0) | フォト歳時記