2014年08月04日

農村舞台アートプロジェクト2014概要決まる





平成26年度地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ
農村舞台アートプロジェクト


農村舞台アートプロジェクト
■会期:2014年8月30日(土)~9月28日(日)
■会場:市内農村舞台(16舞台)
農村舞台フォーラム
■期日:2015年3中旬
■会場:市民文化会館

■主催:(公財)豊田市文化振興財団/豊田市/豊田市教育委員会
■主管:農村舞台アートプロジェクト実行委員会
■協力:ストーリーテリング実行委員会
    おいでんさんそんセンター
(問合せ)
公益財団法人豊田市文化振興財団文化部☎0565-31-8804


メッセージ

世界のトヨタのおひざ元で農村舞台アートプロジェクト?と、不思議に思う方もいるかと思いますが、面積で県内最大、その内の約7割が愛知高原国定公園から天竜奥三河国定公園につらなる中山間地で、紅葉の名勝香嵐渓や小原和紙の里など、豊かな自然や伝統文化と自動車産業が共生する中核市というのが、豊田市の実像です。

こうした豊田市の原風景を今に伝えるのが、市内東部から北部にかけて現存する農村舞台群です。




   農村舞台絵地図は9月1日より市民文化会館と交流館で配布
   部数に限りがあるため希望される方はお早めに



公益財団法人豊田市文化振興財団が実施した最新の目視調査によると、84棟を数えることが判明。その内、現在でも使用できる廻り舞台のある舞台が4棟、舞台の遺構や古老の話から、当初廻り舞台があったと推定される舞台を加えると、約2割が本格的な地芝居の舞台で、中には国指定の舞台として比較してもそん色のない舞台も確認しています。

同時に、多くが年に一度の余興を楽しみに神社の境内に建てられた舞台とは名ばかりの小さな舞台で、今では忘れ去られ廃絶の危機に瀕していることも浮かびあがってきました。

農村舞台アートプロジェクトは、こうした農村舞台群を今に生きる文化資源として活用し、アートで地域の絆をつなぐ市民プロジェクトです。

5年目を迎えた本年度は、文化庁の地域発・文化芸術創造発信イニシアチブとして、豊田市の農村舞台群を全国に発信します。


 農村舞台アートプロジェクト総合ディレクター 
 かとうさとる





   ポスター・チラシの舞台は明治5年(1872)に建設された
   豊田市有形民俗文化財六所神社農村舞台(松平地区坂上町)
   市内に現存する最大規模の茅葺建築で
   茅葺屋根と舞台背景を引き立てる遠見
   8間(14.4㍍)の間口を巨大な一本の梁がす支える
   シンプルな構造美は他に比類がない



プロジェクトの概要




ART

農村舞台の空間に多様なジャンルのアーティスト10組が
《農村舞台×現代アート》をテーマに個展形式で挑むプロジェクト

■前期展 2014年9月14日(土)~21日(日)

加納恒(造形)+加納登茂美(小原和紙) 


№6 市指定・坂上町六所神社農村舞台(松平地区)


中村広子(絵画) 


№80 阿蔵町須賀神社農村舞台(下山地区)


とよたアートナウ(地域の子供たちと協働するアートフェス) 


№58 明川町熊野神社農村舞台(足助地区)


鈴木琢磨(彫刻) 


№62 怒田沢町諏訪神社農村舞台(足助地区)


五十嵐義郎(インスタレーション) 


№67 西樫尾町八幡社農村舞台(足助地区)


■後期展 2014年9月21日(日)~28日(日)

中根栄二(彫刻)+中根理(造形)


№5 西広瀬町八剱神社農村舞台(猿投地区)


物部浩子(書) 


№23 小原田代町八幡神社農村舞台(小原地区)


白水ロコ(木彫) 


№29 永太郎町神明神社農村舞台(小原地区)


本多晉一郎(彫刻) 


№39 旭八幡町八幡神社農村舞台(旭地区)


新實広記(ガラス造形) 


№41 加塩町加塩神社農村舞台(旭地区)



LIVE

農村舞台を現代の劇場として活用し
多様なジャンルの舞台公演を通して
今に生きる農村舞台の可能性を探るプロジェクト

■津軽三味線と語り
人から人へ、伝えたい想いを音に託し、物語を紡ぎ
生きる喜びを語り継ぐストーリーテリングフェスティバル
※ストーリーテリングフェスティバル実行委員会と共催


№84 花沢一組神明社農村舞台(下山地区)

■日時:8月30日(土)18時開演
■入場:木戸銭1.000円(中学生以下無料)
(出演)
琴友会大正琴グループ(地元)
古屋和子(ひとり語り)/踊正太郎(津軽三味線)


■落語と語り
人から人へ、伝えたい想いを音に託し、物語を紡ぎ
生きる喜びを語り継ぐストーリーテリングフェスティバル
※ストーリーテリングフェスティバル実行委員会と共催


№19 西中山町八柱神社農村舞台(藤岡地区)

■日時:9月6日(土)18時開演
■入場:木戸銭1.000円(中学生以下無料)
(出演)
古今亭文菊(落語)/古屋和子(ひとり語り)


■農村舞台で今日は楽しい村祭り
五穀豊穣を氏神様に感謝する楽しい秋祭りをアートで再現


№18 深見町磯崎神社農村舞台(藤岡地区)

《昼の部》
江戸時代、柿野街道に面した深見郷では「市」がひらかれていた
こうした故事に倣って農産物などの楽しいバザールを開催
■日時:9月14日(日)10時~15時(予定)
■パザール協力:農業生産者グループ「夢農人」
■イベント協力:チンドン屋「嵐」
《夜の部》
■日時:9月14日(日)18時開演
■入場:木戸銭1.000円(中学生以下無料)
(出演)
芸人集団「海援隊」雷門獅篭(落語)/同、雷門幸福(落語)
同、柳家三亀司(江戸曲独楽)/天太鼓舞夢一座(創作太鼓)
西守芳泉(津軽三味線)/港川繁(沖縄民謡)


■古代の響き
~宮中の御神楽歌の源流を探る

縄文・弥生時代から伝わる絃楽器
和琴(わごん)が奏でる古代の響き


№1 市指定・中金町岩倉神社農村舞台(石野地区)

■日時:9月15日(月・祝)18時開演
■入場:木戸銭1.000円(中学生以下無料)
(出演)
藍川由美(うた・和琴・倭琴・おはなし)


■国選択重要無形文化財
黒田人形小田木公演

江戸時代の中頃、稲武地区の小田木町に伝えられ
明治の初めに途絶えた小田木人形座の復活に向け
飯田市の国選択重要無形文化財黒田人形を招へい
人形浄瑠璃への理解と普及を図る
※県指定の小田木人形座のカシラと衣装は
稲武地区の豊田市郷土資料館「ち~うま」で見ることができる



№74 小田木町八幡神社人形舞台跡地(稲武地区)
 

■日時:9月21日(日・祝)18時開演
■入場:木戸銭1.000円(中学生以下無料)
(出演)
小田木人形座準備会(郷土の芸能)
(公財)ポーラ伝統文化振興財団制作「伊那谷の人形芝居」(映画上映)
国選択重要無形文化財黒田人形浄瑠璃
※公演に先立ち小田木人形座準備会が活動のシンボルとして
新たに制作した三番叟の人形一体を披露



■郷土史構成舞台 義人・飯野八兵衛
宝暦の世直し騒動として今に語り継がれている
飯野村(現在の藤岡飯野町)の義人・飯野八兵衛事件を題材に
今に生きる八兵衛の思想と勇気を
地元の藤岡飯野町と協働して舞台化


№17 藤岡飯野町秋葉神社農村舞台(藤岡地区)

■日時:9月28日(日・祝)18時開演
■入場:木戸銭1.000円(中学生以下無料)
■原作:長居紀章著「義人・飯野八兵衛」
■脚色構成:かとうさとる(農村舞台アートプロジェクト総合ディレクター)
■演出:加藤真人(演劇人集団河童塾)
(出演)
六栁庵やそ(三味線語・語り)/マーボ雅弥(パーカッション)
義人・飯野八兵衛群読団(旧豊田演劇集団/藤岡歌舞伎連
藤岡飯野連ほか)/林宗寺老僧/飯野小学校児童ほか

農村舞台スタンプラリー
農村舞台を巡りながら豊田市の豊かな自然や生活文化に触れる
スタンラリーを開催
開催:2014年9月14日(土)~28日(日)
※詳細は後日

農村舞台フォーラム
今に生きる農村舞台の展開と可能性を探るフォーラムを開催
■期日:2005年3月中旬
■会場:豊田市民文化会館
※詳細は後日

  


Posted by かとうさとる at 21:31 | Comments(0) | 農村舞台

2014年08月04日

ラジオ深夜便 今日の誕生日の花は百日紅








花言葉は雄弁・潔白



今日の誕生日の花はサルスベリ
知人の庭にサルスベリの
花が咲いていたことを思い出して
一枝伐らしてもらった

サルスベリの名は
樹皮がなめらかで
猿もすべるという故事に由来

また漢字表記の百日紅は
サルスベリの花期が長く
百日も咲き続けるという意味から
当てられたもので
原産地は中国






   花:百日紅
   器:黒陶


水揚げは
「根本を四つ割りにして
ハッカ油にひたすといい」と
言われているが
水切りで十分
  


Posted by かとうさとる at 19:37 | Comments(0) | 花日記