2014年03月17日

今日は思いもよらぬ手土産までいただいて感謝









活けた椿から水滴
もしかしたら椿油かも





活けた椿の花の下に
スプーン半分ほどの水滴が溜まっているのが
わかるかな

水揚げした水が椿の花の先端から
水滴となって落下したもので
私も気がついたのは初めて


いただいたブロッコリーと夏蜜柑を
鵜飼護さんの皿に盛って収穫祭





庭の手入れをしているお爺さんに
「甘夏ですか」と私
「夏ミカン、よかったら伐ってあげるよ」とお爺さん

今度は知人の家の前で
庭の手入れをしている奥さんを見つけて
「いる?」と私
「いるから呼んでくる」とお奥さん
「何んだん久しぶりだね」と知人
「今朝切ってきたブロッコリーだけど食べる?」と奥さん

ふと人恋しくなって挨拶をしただけなのに
思いもよらぬ手土産までいただいて感謝

  


Posted by かとうさとる at 21:31 | Comments(2) | らくがき帖

2014年03月17日

新聞を軽~く拾い読み/気になること





いいトシした
オトコの考えることは
みんなセコイ


私は根っからの新聞大好き人間だが
問題のある事件は複数の記事を読み比べたり
活字になっていない記事の背景を
できるだけ複眼で読むようにしている

最近の記事で一番複雑系で難解なのが
久保方晴子さんのSTAP細胞の論文事件

ネット社会では佐村河内守の代作問題と
久保方晴子さんのSTAP細胞の論文事件と
同一視する動きがあるようだが
佐村河内守の代作問題は
時代劇に出てくる「天一坊事件」のレベルで論外

久保方晴子さんにミスの全責任を押し付けて
幕引きを図った理化学研究所と
被害者のような顔をして船から逃げ出した共同研究者

未来の扉をひらく研究は思考錯誤
万の失敗の積み重ねから学んで生まれるもの
いいトシしたオトコの考えることは
みんなセコイ


上野千鶴子さんの
講演中止事件から透けて見えるもの




    2014年3月15日朝日新聞より転載


顛末は記事のとおりで説明は省くが
胡散臭いというよりも
男どもの劣化を象徴するのが
上野千鶴子さんの講演中止事件

批判の一つに朝日新聞のコラム「悩みのるつぼ」で
少年の性の悩みに対して上野さんが答えたことを挙げている

手元にその回のスクラップがあるが
思わず飲んでいたお茶を吹き出してしまうような
刺激的な回答で抱腹絶倒

さすがの私も一瞬「いいのかな」と心配したが
一休さんがカウンセリングをしているような見事な捌きで
思わずうなってしまったことを覚えている

しばらくして朝日嫌いの週刊誌が
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの喩ではないが
上野千鶴子さんの回答をとりあげて
「だから朝日はダメだ」と、あることないこと
上野千鶴子さんの人格攻撃をはじめた(サイテイ)

市長は「寄せられた資料を見て
市の講師としてふさわしくないと判断した」と語っているが
問題はコラムだけではなく
背景に反原発問題があることは想像に難くない

こんな劣化した政治レベルの話はさておいて
高齢化社会で終活問題は切実

人間としての尊厳とどのように向き合うか
上野千鶴子さんが予定をしていた
「ひとりでも最後まで在宅で」の話を
聞きたいという人は多いはず

声なき人たちの聞く権利は
どうなっているのかな
よくわからない

一事が万事
若者の活字離れを心配しているようだが
活字離れをしているのはいいトシをしたオトコどもで
ランチしているオバサンの方が
よほど感度がいい  


Posted by かとうさとる at 03:16 | Comments(0) | らくがき帖