2014年03月05日

いけばで二日遅れの雛の節句













バケツに入れていた
桃の小枝が開花





ベランダのバケツに入れていた
剪定した桃の小枝が開花

昔、益子の鈴木量さんにいただいた
大振りの粉引き茶碗を取り出し
アネモネと観葉の葉を添えて
二日遅れの雛の節句のできあがり

鈴木量さんは
いまどうしているのかな


雛の節句といえば
BSプレミアム「美のつ壷」で紹介された
「中馬のおひなさん」も今週でお終い




    2月28日BSプレミアム「美の壷」は「ひな人形」を特集





    番組は足助の町並みからズームイン








中馬のおひなさんは
今週の日曜日まで

  


Posted by かとうさとる at 23:45 | Comments(0) | 花日記

2014年03月05日

鈴木五郎五利部展が東京⇒大阪⇒名古屋を巡回




    鈴木五郎五利部展カタログ表紙

「五利部」とは
古希を超えてなお作陶の高みに挑み続け
現代の織部と畏敬されている
豊田市出身の陶芸家鈴木五郎さん

「五利部」とは鈴木五郎の「五」
千利休の「利」、古田織部の「部」から命名したもので
もちろん五郎さんの造語だが
一つの器の中に、志野、黄瀬戸、織部のほか
鳴海オリベ、鉄絵オリベ、天然呉須、青瓷など
釉薬・焼成方法までも異なる技法を同時に用いた
唯一無ニの作品シリーズ

複数の技法によって
千利休や古田織部が謳った美にオマージュを捧げ
現代の陶芸界に一石を投じる五郎ワールドは
いつも驚きの連続

鈴木五郎五利部展は
美術画廊の老舗高島屋美術部が総力をあげて
この「五利部」シリーズを世に問うもので必見

会期は
■高島屋日本橋店美術画廊⇒3月12日(水)~18日(火)
■高島大阪店美術画廊⇒4月23日(水)~29日(火・祝)
■ジェイアール名古屋タカシマヤ美術画廊⇒5月7日(水)~13日(火)



五利部展の前にブログでプレビュー
とくとご覧あれ




    鈴木五郎五利部重筥



    鈴木五郎五利部ドラ鉢



    鈴木五郎五利部茶碗



    鈴木五郎五利部茶碗



    鈴木五郎五利部大壷



    鈴木五郎五利部手鉢


もしかしたら
五郎さんに会えるかも




    鈴木五郎さんの近影

鈴木五郎さんは
日本の陶芸界でも傑出しているため
豊田とは無縁と思っている人がほとんどだが
事実は小説より奇なり

市内の千足町に生れ
現在も瀬戸の赤津と接する猿投山北東の折平に工房を築くなど
文字通り豊田の人

藤岡飯野の喫茶店「十字路」によく出没するため
もしかしたらカウンターで
コーヒーを飲んでいる五郎さんに会えるかも

作品を観たい人は
若宮町のZENTショールームに
世界の焼き物の常識を覆した
鈴木五郎さんの大壷が常設展示されている

  


Posted by かとうさとる at 15:23 | Comments(0) | アートの現在