2014年02月12日

三州足助の雛の春は今まさに満開












全山紅葉で染まる香嵐渓も
今は眠りの中




    国道153の巴橋から眺めた香嵐渓/アマゴ釣りの解禁前で巴川も静か




    紅葉のシーズンは歩行者天国並みの人ひとで溢れる待月橋も
    2月7日未明から降った残雪で渡る人もいない



三河平野部から山間部に入った最初の商家町が三州足助
そんな地理的な位置関係から信州側にとっては三河への出口
三河側にとっては守りの要衝で
武田信玄が足助を陥した三河攻めは有名


足助の暮らしを
今に伝える三州足助屋敷




    三州足助屋敷のパンフレット

私の民俗好きはいけばなの精神的源流を辿るうちに嵌まったものだが
日々の暮らしを支える知恵と工夫の伝授は学ぶことが多い










三河中山間地のそんな民俗を集めたのが
待月橋から約300mほど上流にある
体験型の博物館「三州足助屋敷」





いま、足助屋敷では
わら細工や機織り、木地師や藍染めなど
手仕事の実演や体験のほか
私が畏敬するアーティストの一人で
漂泊の紀行画家
柄沢照文さんの展覧会も開催されている


あと一月もすると
カタクリの花も見頃





あと一月もするとカタクリの花も見頃で
「中馬のおひなさん」も楽める
三州足助の雛の春は今まさに満開  


Posted by かとうさとる at 14:12 | Comments(0) | とよたの文化 | とよた風土記