2014年01月04日

越後妻有アートトリエンナーレ2012記録集








アートファン必携の一書

現代企画室から越後妻有アートトリエンナーレ2012の
記録集が発行された





いま日本のアートシーンは
横浜トリエンナーレ
あいちトリエンナーレ
瀬戸内国際芸術祭など
コペルニクス的転回で地殻変動が起きているが
その端緒をひらいたのが
東京23区より広い越後妻有の里山で展開する
大地の芸術祭「越後妻有アートトリエンナーレ」で
アートのダボス会議として世界が認めた国際展としても有名

本書はその越後妻有アートトリエンナーレ2012の
全容を記録したものでサイズもコンパクトで
アートファン必携の一書としてお薦め




越後妻有里山現代美術館[キナーレ]の開館特別展として
制作されたボルタンスキーの作品(部分)

約20屯の衣服を真夏の炎天下と雨にさらされる屋外に展示
巨大なクレーンがうずたかく積まれた衣類をつかみ
空中で放つパフォーマンスは東日本大震災の記憶と重なり
荒ぶる神の仕業を目の当たりにしているような衝撃で
今でも真夏の夢のように思い出す





左上の赤い球体は私の作品「妻有で座敷ワラシ」



越後妻有アートトリエンナーレ2012記録集
■規格:A5版168ページ
■内容:全作品並びに全データー
■価格:1800円(税別)
■監修:北川フラム・大地の芸術祭実行委員会
■発行:現代企画室

(記録集の申込・問合せ)
NPO法人越後妻有里山協働機構 ☎025-761-7767



















  


Posted by かとうさとる at 04:03 | Comments(0) | アートの現在