2013年09月07日

向井山朋子+ジャン・カルマンに言葉は不要








もう大丈夫
多分大丈夫だと思う




    松平徳川家の総氏神「伊賀八幡宮」


昨日はあいちトリエンナーレの岡崎会場に足を運んだ帰路
痛風のリハビリを兼ねて
松平徳川家の総氏神「伊賀八幡宮」
松平徳川家の菩提寺「大樹寺」
菅原道真を祀る「岩津天神」
名刹「真福寺」を巡ったがもう大丈夫
農村舞台の搬入制作もなんとかなりそうで
少し安堵

まあ、そんなことはいいが
岡崎会場の印象を簡単に


五万石でも
岡崎様はお城下まで舟が着く





    岡崎会場のガイドマップ

マップの中央下のグリーンに彩られた場所が岡崎城
岡崎城の下を流れるのが
♪五万石でも岡崎様はお城下まで舟が着く♪
と詠われた乙川




    岡崎会場のアーティスト一覧



私のお目当ては
向井山朋子+ジャン・カルマン
『FALLING』(世界初演)






アムステルダムを拠点に活動するピアニストで
ビジュアルアーティストの向井山朋子
パリを拠点に活動する舞台美術家で照明デザイナーの
ジャン・カルマンが協働したのは
徳川家康が生まれた地に由来する康生町の
ショッピングセンター「岡崎シビコ」のクローズしたフロア




    フラッシュを使用しなければ写真撮影はOKとなっているが
    プロのカメラマンでなければ撮影は無理のため
    朝日新聞の「朝日プラス・シ―」より転載


「FALLING」(フォーリング)と名付けられたこの作品について
美術系のアーティストは賛否が分かれると思うが
越後妻有の「最後の教室」に言葉が不要なように
向井山朋子+ジャン・カルマンの「FALLING」は
作品がメディアで言葉は不要

女性の「性/生」をテーマにした越後妻有の作品が
世界各都市を巡回したように
生と死、歴史と記憶を巡る
ピアノと大量の新聞紙によるこのインスタレーションも
(世界初演)とあるから今後の展開と反響が楽しみ



あとは簡単に写真で






せんだいメディアパークの個展をもとに再構成した
岡崎市出身の志賀理江子の「螺旋海岸」(岡崎シビコ6F)





ボリビアのウユニ塩原のように眩しい
岡崎に拠点する建築家2人のユニット「studio velocity」の
空間インスタレーション(岡崎シビコ屋上)





レトロな昭和の木造アーケード街の記憶をアートで手繰り寄せた
青木野枝の「ふりそそぐもの/旧あざみ美容室」(松本会場)


みんな場と時を得て幸せそう



    康生会場⇔東岡崎駅会場⇔松本町会場をつなぐベロタクシー
    スタッフも「鳴くまで待とうホトトギス」
    三河のユル系で旅の土産話にお薦め


メディアの報道は
名古屋会場に偏っていて岡崎会場の露出は少ないが
地域の文脈に溶け込んだ岡崎の作品群は
みんな場と時を得て幸せそう





















  


Posted by かとうさとる at 14:27 | Comments(0) | トリエンナーレ