2013年08月15日
図書館の郷土資料コーナーはお宝の露天掘り
遠出ができないため
近場の中央図書館で調べ物
足の具合は大分良くなったが
まだ遠出ができないため近場の中央図書館で調べ物
4Fの郷土資料のコーナーは
豊田市はもとより県内の市町村
企業・団体などの資料がよりどりみどり
お宝の露天掘りをするようなものでお薦め
で、今日の調べ物は
小田木の人形に関係する周辺資料と
藤岡地区の集落のなりたちと民俗
収穫は藤岡地区の上川口でも
江戸末期から明治の中頃まで
美濃から師匠を招いて
人形浄瑠璃の上演をしていたという藤岡村誌の記述
人形・衣装・小道具は大正末期まで
郷倉で保存されていたがその後散逸したとのこと
残念ながら古老の証言のみで確かなことは不明だが
猿投神社の警護で負傷者を出したため棒の手の奉納を中止
人形浄瑠璃の奉納に代えたという経緯や
人形の目録も遺していないという情況などを総合的に判断すると
小田木人形座のような「座」を形成するまでには
発展しなかったのではないか
改めてアーカイブの大切さを痛感