2013年06月04日

東海三県のお薦め展覧会





アートの地場産業は絶滅危惧種



「一将成って万骨枯る」というが
美術館ブームのかげでアーティストを支え続けてきた
良質なギャラリーが閉鎖に追い込まれたり
苦戦を余儀なくされている

知的な現代美術が苦戦しているのも
根は同じで心配

今回はそんな東海三県のギャラリーで
開催中のお薦め展覧会をピックアップしてみた



加藤マンヤ展





加藤マンヤさんは豊田市在住で
東海地区を代表する現代美術家の一人
レディ・メードの製品に少し手を加えたオブジェなど
おもわずクスリと笑ってしまう仕掛けは
現代のマルセル・ディシャンの称号を贈りたい
■会期/6月23日(日)
■会場/なうふ現代
■問合せ/岐阜市なうふ坂14番地「なうふ現代」☎058-264-2920



今月のガレリア・フィナルテは
鈴木省三展と久野利博展を開催









ガレリア・フィナルテは
私も企画でお世話になっているギャラリーで
東海地区の現代美術の最後の砦の一つ
今月は鈴木省三展と久野利博展のビッグネームで説明は省くが
久野さんは久々の登場でどんな展開を見せてくれるか楽しみ
■鈴木省三展/6月3日(月)~22日(土)
■久野利博展/6月26日(水)~7月13日(土)
■会場/ガレリア・フィナルテ
■問合せ/名古屋市中区大須4-6-24成田ビル上前津B1F
「ガレリア・フィナルテ」☎052-242-8684



三井園子展

案内をいただいたチラシを見て
熱い心意気が伝わってきたのが三井園子展
会場の「極小美術館」は予てから気になっていたギャラリーで
この機会に足を運ぶつもり
久々に荒川修作の「養老天命反転地」にも
足を延ばして見ようかな




三井園子さんの仕事はこんな感じ




座っているのが三井園子さん




問合せはここ




会場の「極小美術館」はここ


  


Posted by かとうさとる at 17:49 | Comments(0) | アートの現在

2013年06月04日

ベーコン展で市街地をもりあげよう









GPS発信器をつけるぞ

私の忘れもの癖はサイテイで気分は極限のブルー
財団大会のあと、ニ次会三次会のハシゴをしたのが
そもそもの間違い

昨日目が覚めると財布が見当たらない(またしても)
タクシーで清算したあと
いつものように忘れ物がないか座席を確認して帰宅
セカンドバックはあるのに財布が見当たらない

状況から部屋のどこかに置いたはずと
一日探したが見当たらないため
諦めて警察に紛失届けを出したが
免許証にカードに保険証etc
目の前が暗黒

後の祭りだが
今度から全部GPS発信器をつけるぞ(泣き)


パブで盛り上がって美術館へ行こう

冒頭から余談に逸れてしまったが
私は予てから「豊田市美術館は中心市街地の人たちと協働して
明るい話題をつくるべきではないか」と公言してきたが
今日の中日新聞の記事を見て嬉しくなってしまった





2013年6月4日中日新聞より転載


記事によると
ベーコンがロンドンを活動拠点にしたことから
ベーコン展のオープニングにあわせて
中心市街地の豊田市駅西デッキでオープンカフェのパブを
出店するというから洒落ている
学芸員の出前トークもあるというから楽しみ

まちパワーミニ・デッキパブ
■6月7日(金)18時~20時
■6月8日(土)11時~15時
■チケット/前売り1500円(当日2000円)
■問合せ/まちなか宣伝会議事務局☎0565-33-0002


フランシス・ベーコン展

ベーコン展についてはいろいろなメディアが
とりあげているため説明は省略






ベーコン展のチラシ









フランシスベーコンについて興味のある方は
芸術新潮4月号が簡潔でお薦め
美術館のミュージアムショップで買うことができる












  


Posted by かとうさとる at 17:48 | Comments(1) | 美術・博物館+ギャラリー