2012年05月06日

癌は必ずしも怖い病気ではない








今夜はスーパームーン

亡くなった妻の兄が逝去したため親族で見守った帰り道
空を見上げるとまん丸のお月さん






NASAの発表によると
今夜は他の満月よりも14%大きく30%明るいとのこと



複雑系の体調不良は
先ず癌を疑うこと
癌は必ずしも怖い病気ではない


亡くなった義兄は高校時代はバレー部で活躍
三重大では野球部に転向しピッチャーでエースという
スポーツマンで酒も強く健康そのもので
誰もが病気とは無縁と思っていた

その義兄が5年ほど前から体調を崩し通院をはじめた
医師の診立ては原因不明の難病というだけで
いたずらに時間が経過しその間にも体力の衰えは
誰が見てもわかるようになった

難しくて覚えていないが病名も明らかになった
家族は医師の指示にしたがって介護の日々を重ねた

長期戦になると話をしていたが
1カ月半ほど前容態が急変し救急車で病院に搬送された

医師の話による末期の癌でよくもって数カ月とのこと
ウソッだ!話が違うぞ!

もし、5年前とは言わないが
まだ体力があった1年前にわかっていれば
対処の仕方があったのに…

私の妻も生前体調がおかしいとのことで通院を重ねていたが
やはり原因がよくわからないとの診立てだった
C型肝炎とわかったときは既に手遅れで
「1年前に僕の所にくれば絶対治せたのに」と
お世話になった愛知医大の先生



少し休憩






世阿弥は「秘すれば花」と風姿花伝に記したが
ミロのビーナス、唐招提寺のトルソー(如来形立像)
そしてこの興福寺の銅造仏頭と欠けたものの美しさは
どこからくるのか不思議
5月5日朝日新聞beより転載


話を元に戻して
私が失敗学から学んだこと


今日はこんな話をするつもりはなかったが
わかったことは複雑系の体調不良は先ず癌を疑うこと
癌は必ずしも怖い病気ではない

私の周りには
「オレ癌が見つかったから今から病院で切ってもらってくるわ」と
一日で退院してきたライブラリーの酒井先生

肺から脳に癌が転移して医者から「もって数カ月」と宣告されたのに
今ではゴルフに出かけるほど元気になった春陽会の丹羽先生などなど
元気な人はいっぱいいる

丹羽先生のケースは、主治医が今もって治ったことが分からない
「特例として(医学を超えた人間の治癒力)学会で発表したい」と
言っているそうだが
家族から「かとうさんは命の恩人」と今も言われるように
奇跡?を起こしたのは私だから
私が「ケーススタディ」になって発表してあげたいくらいだ

長々と余分なことを話したが
複雑系の体調不良は先ず癌を疑うこと
これが今日私が失敗学から学んだことで
肝に銘じておくつもりだ  


Posted by かとうさとる at 03:12 | Comments(0) | らくがき帖