2012年04月14日

猿投山麓 桃と梨の花バトル









猿投山南山麓で
果樹の受粉作業はじまる







今日の朝日新聞から転載










見渡す限り桃一色の舞木




梨の花と桃の花の
グラデーションを観るなら
乙部がお薦め







「何をしているの」と私
「みんな桃の方に行くのにめずらしいね」と梨農家のご主人







「こうして花を摘んでやらんと…
一番養分をもって行ってしまうもんでね」と奥さん







ご主人の説明によると梨の花は幸水など早生種ほど遅く
反対にジャンボ梨や新高など奥手の梨から咲くとのこと
何でも話は聞くもの







新高は自然のままでは受粉できないため
全て人為的に受粉しているとのこと
農家はみんなそれぞれに大変



公園デビューなら
ここ県緑化センターがお薦め










  


Posted by かとうさとる at 23:31 | Comments(0) | らくがき帖

2012年04月14日

夢は農村舞台でアートインレジデンス


農村舞台アートプロジェクト2012の
第1回実行委員会の日程が決まった


■日時⇒4月25日(水)13:30~

■会場⇒豊田市民文化会館会議室


詳細については実行委員会終了後にお知らせするが
大きな特徴はイベント型からアートによる地域づくりに
協働参画することを明確にしたこと






一つは明治の初めに途絶えた
稲武地区の小田木人形浄瑠璃の復活に向けた試行
もう一つは足助地区の怒田沢町諏訪神社農村舞台「宝栄座」の
活性化に向けた取り組みの二つ

いずれも地域の理解と協働が不可欠で
いかに信頼関係を培っていくことができるか否か
一にも二にも愚直なお付き合いの積み重ねしか手立てはない


怒田沢町の「宝栄座」の活性化を
重点事業にとりあげた理由




現在市内には78箇所の農村舞台が現存しているが
「宝栄座」は、廻り舞台、太夫座、下座、セリなどの舞台機構が
今も使える状態で遺っている数少ない舞台の一つ

最大の特徴はアートインレジデンス方式で劇団などが滞在して
舞台制作ができることで、文化財としても貴重な舞台だが
集落の高齢化が進み早急な手立てが必要と判断したからである





解散した伝説のスーパー一座「大須ロック歌舞伎」も宝栄座で合宿
こんな活気をなんとか取り戻したいとというのが私の願い







怒田沢町は足助中心部から県道33号(百年草が目印)を設楽方面に東進
途中、国指定の綾渡夜念仏で有名な平勝寺方面に右折
そのまま直進すると山合いの小さな集落に辿りつく
集落を越えてさらに進むと写真の建物が見えてくる







宝栄座が建てられたのは不明のため同時進行で調査をすすめるが
私が初めて宝栄座を見たときは屋根が草葺で
「こんなところにも農村舞台がある」と思ったが素通り
今思うと車を降りて目視調査をしておけばよかったと反省













舞台の内部(見たとおり)







楽屋の天井を見上げると廻り舞台の下部構造がむき出し







ざっと怒田沢町の「宝栄座」の現状を説明したが
現段階では私案の域を出ていないというのが実情

フライングの誹りをまぬかれないが私は一人でも多くの人に
関心をもっていただくことが重要と思っているからでご容赦を










  


Posted by かとうさとる at 03:26 | Comments(0) | 農村舞台